「平成30年7月豪雨」災害レポート―NO25

台風19号、20号のW台風で、特に西日本の水害被害者のみなさんは大変不安な思いをされたことと思います。他方、7年前にも被害に遭った和歌山県熊野川の氾濫による被害も出ています。ただ今回の台風災害については、“雨降って地固まる”といいましょうか、「大阪北部地震」の経験、そして「平成30年7月豪雨」での経験が教訓となったところもあり、避難も早く、また自治体やマスコミも「明るいうちの避難や点検」を再三再四呼びかけていたようです。またそれに呼応するかのように、JRはじめ交通機関の対応、百貨店や飲食店なども前倒しで早い目に閉店も目立ちました。日本人は働きすぎとよく言われるが、こういう時には思い切って休み、結果的に何もなければ、「何もなかってよかった!」という習慣をつける必要があるように思います。とにかくいのちを守るには、早く避難するしかないとも言えます。
しかし、一方で残念ながら浸水被害にあったり、土砂災害にあったりした地域もあるようなので、これを機会に誰もが真剣に災害そして減災と向き合うということを実践しなければならないでしょう。

さて、そろそろ夏休みも終わりになろうかとしています。下記に示すように高校生ボランティアは24日に倉敷市真備町へのボランティアを企画していましたが、残念ながら台風20号の影響で中止になりました。しかし、ラッキーなことに高校生にとって夏休み最後の日が8月31日で金曜日ということから、リベンジとして31日にボランティア・バスを走らせることになりました。また下記のように、島根―広島便(19日)、山口―広島便(21日)は無事に終了し、大分県日田市の「ひちくボランティアセンター」―宇和島便は9月1日にボランティア・バスを出します。こうして公益社団法人Civic Forceさんはじめみなさまのご支援のおかげで、砂漠に1滴の水にしかならないかも知れませんがコツコツと被災地にボランティアを派遣しています。残念ながらもう被災地では、ボランティアセンターを閉所するというところも出てきましたが、まだまだボランティアを必要としています。従って被災地から「もういいよ!」と言われるまで、要望があればボランティア・バスを出し続けます。最低20人を集めて頂ければ、バスは出せますので是非手を上げてください。バス代はこちらで負担致します。必要であれば引率者も手配いたします。ご遠慮なく村井までご一報下さい。(村井:090-3160-3816)

■ボランティア・バス今後の予定
①KOBE高校生豪雨災害ボランティア・リベンジ編(参加者は高校生に限定)
募集中!!(高校生に限ります。)
日時:2018年8月31日(金)6時30~19:00頃
集合・解散場所 JR住吉駅南2号線沿い(東灘区民センターうはらホールすぐ南側付近)活動場所 岡山県倉敷市真備町
*いづれも問い合わせは被災地NGO恊働センター村井まで(090-3160-3816)

②募集中(募集締め切りは出発日前日の正午まで)
日時:9月1日(土) 大分県日田市―愛媛県宇和島(途中フェリー移動)
*主催 ひちくボランティアセンター
*受付 090-8884-3570 河井まで。

□すでに終了したボランティア・バス
①日時:8月5日(日) 神戸―倉敷市真備町便(終了)
②日時:8月10日(金)    上に同じ  (終了)
③日時:8月22日(水) 山口県―広島県呉市(終了)
(村井雅清)

★災害救援金を募集しています。
ゆうちょ銀行一一九(イチイチキュウ)店 当座0068556、郵便振替:01180-6-68556
口座名義:被災地NGO恊働センター
*「201807豪雨」と明記下さい
★クレジット寄付のページ
https://www2.donation.fm/kobe117ngo/form.php
★マンスリーサポーターの仕組みができました!
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html

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