「平成30年7月豪雨」災害レポート―NO36

すでに被災地では、仮設住宅(みなし仮設を含む)への引越しが始まっていることをお伝えしましたが、広島に応援に行っている柚原里香さんも引越しの手伝いをされています。でも、被災者のみなさんは土砂災害で家に入った土砂などの泥か出しや家具の掃除等が終わった訳ではありません。引越し住まいから、被災を受けた元の家に通いながらの生活をされている方が少なくありません。

<Qちゃんのこぼれ話-2>

今日は避難所から仮設住宅への引っ越しのお手伝いをしました。いろいろとお話しをする仲になったYさんご夫婦と、「仮設住宅へ移られるときは、引っ越し手伝いますよっ。」と話をしていました。 予定をしていた週末は雨が降りそうだったため、今日行うことにしました。
一緒に車に乗り、ご自宅にあるセミダブルのベットを取りに行きました。「今は別々のベットで寝ているけれど、大昔は一緒のベットで寝ていた思い出のベットだったな~。」と微笑みながらYさんが話されました。
しかし、被害の惨状を見てみると、水害後2ヶ月そのままの状態だったため、ベットの土台の部分が腐敗し、使える状態ではありませんでした。 Yさんが、「処分やな。」と決断されたときの言葉は、とても重く辛そうでした。

避難所に戻り、荷物を車に入れ終わった後、親しくなられた方々とお別れの挨拶をされていました。「やっと出られるうれしさと、みなさんと別れることの悲しさと、複雑や。」と、複雑な心境をこぼされていました。
仮設への荷物が全て運び終わると、「今日はありがとう。今度家にご飯を食べにおいで。来るときは事前に電話してな。準備が必要やから~。」その後で、「これから2年はここで過ごして、その後はこれから考えようと思うとる。」。12月で80歳になられるYさんですが、今の現実を、ゆっくりだけれど受け止めていこうとしているのかもしれないと思いました。
(柚原里香)

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