2019・10台風19号に関する災害支援救援ニュース No.2

台風19号の被害が、日に日に増大することに言葉を失います。温暖化の影響だろうという声がある中、これからもこうした気候変動がこの列島を襲い掛かってくることを予測すると、まさにこれは「国難」だと言えるのではないかと危惧します。もちろん、政府のいう「国土強靭化」による施策を打ち出さなければならないと言う意味での「国難」ではありません。はるかにそんなものを押しつぶすような自然災害である「顔」が見えてきたような気がしてならないのです。
 さて、そんな中で長野の被災地に入った当NGOの頼政代表から、今朝早くから活動をはじめている第1報が入りました。
調査を兼ねて、避難所巡りをしており、目に入ってくる避難者の現状と丁寧に向かいつつ、ダンボールベッドを造ったり、足湯して差し上げたりという活動をしていく予定ですと。

当NGOから配信している「2019年8月秋雨前線による豪雨災害救援ニュース No.11」で、佐賀県武雄のスタッフからのメッセージにもありますが、24年前の阪神・淡路大震災で学んできた私たちにとっては、「おたがいさま」というのは、支援者の“1丁目1番地」のような合言葉になっています。長野に入っている頼政代表の頭のなかにも、この六文字は身体に染み付ているものだろと思います。
今朝の毎日新聞の余録で「災害ユートピアとは大災害に直面した人々が境遇の違いを超えて支え合う連帯をいう。」とある。24年前、阪神・淡路の被災地のあちらこちらから、「人は一人では生きていけないんだ!」「人間しとってよかった!」「次は私らがボランティアにいくからね!」・・・・と、支え合う連帯の声が飛び交っていた。あの時、これは「ユートピアじゃない、現実だ!」と興奮したことを覚えている。しかし、24年経って残念ながら「ユートピア」に終わろうとしていたかもしれない。

「もうムリだ。こらえきれない」。そんな列島の悲鳴を聞いた思いがする。」(神戸新聞、2019・10・16 正平調より)とあったが、とすると、昨年の西日本を中心に襲った豪雨災害、今年の九州北部水害、台風15号、そして台風19号と、ちょっと気を緩めた私たちに警告を発し続けているのではないかと受け止める。政府が「国土強靭化」と叫べば、叫ぶほど、この列島は悲鳴をあげるのだろう。
この「国難」を乗り越えるために、あらためて、あのときの私たち一人ひとりによる“1丁目一番地”を思い起こしたい。(村井 雅清)

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