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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第14報

大分県では当センターのネットワーク団体のリエラなど、様々な団体が連携し、2017年の九州北部豪雨の経験とネットワーク、それぞれ得意分野を生かしながら救援活動にあたっています。被災地では電気などのライフラインが解消されつつも、電話回線はまだ回復していない地域もあります。また、道路の寸断や車をなくした方などは、病院などへの移動手段に困っていたり、山間部では温泉街などの中心地へは車でも往復1時間30分以上もかかり、物資が届いていない小さな自主避難所もあるそうです。避難所でも炊き出しがないところは、パンやレトルト食品に偏り、温かい食事を求めている被災者がいたり、段ボールベッドも長期に使っていると、背中や腰が痛いと訴える人がいるそうです。また避難所では、あまり動くこともないせいか、足のむくみを訴える人もいるようでエコノミークラス症候群も心配されます。炊き出しも地元の人が有志で頑張っているのですが、2週間近くも経つと、疲れがではじめているようで、近隣市町村からの応援を求めています。日田市の天ヶ瀬温泉街も少しずつはきれいになっているそうです。ただ被害を受けた8軒の旅館のうち2軒は再建を目指して頑張っているそうですが、残り6軒は温泉がでるか出ないかもわからない状態で、温泉がでなければ死活問題となり、不安を抱えている旅館もあるそうです。
九州全域で大きな被害が出ている中で、役場職員なども被災し地元のマンパワーだけでは限界があります。コロナ禍で県外からの応援も頼みづらい中で、現場の人たちももちろん被災者も困っています。

災害に遭ったときには、被災者の方が被害に遭ったという証明を役場からもらわないと様々な補償が受けらえません。その手続きを順次役場が開始していますが、そのことを知らない被災者の方もたくさんいます。突然の被災により、自宅の再建などこれからどうしていけばいいのか途方に暮れている被災者の人たちに専門的なことはよくわからなくて当然です。それゆえ、少しでも早く生活再建に向けてさまざまな情報を届けられるように専門家の方とも協力しながら、被災者のみなさんに寄り添って行きたいと思います。
九州だけではなく、中国、東海地方などでも被害が出ています。被災者によりよい支援が届けられるよう、みなさん何かいいアイディアがあったら教えてください。引き続きご支援よろしくお願いします。(事務局 増島 智子)

■活動支援金のご協力をお願い致します。
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・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。

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