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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第32報

台風5号が沖縄の南で発生しました。今後沖縄本島や先島諸島に近づいてくる見込みです。東北地方では前線が停滞し、大雨による警戒が必要です。7月には台風の発生がゼロという統計史上初めてという結果をもたらしたのですが、8月に入った途端連続して台風が発生しています。当該地域の方々はくれぐれもお気をつけください。

大分県日田市の方では、多くの仲間が連携し、泥出し作業もほぼ終わりつつある中で、被災者のみなさんは今後の再建に向けて、悩み考え始めいています。家の再建というのは、ただ家屋を再建するだけでなく、そこに住んでいる人たちの暮らし方、生業、コミュニティなどたくさんの要素を含んだもので、やはりじっくり考える時間が必要です。
大分県日田市で活動している頼政代表からの報告です。(増島 智子)

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8月8日には、第2回のおうちの再建相談会としてオンラインを活用した相談会を実施しました。今回は、NPO法人リエラで使用している旧あまがせ保育園だけでなく、被災が大きかった湯の釣地区、金場地区に会場を設置して、3ヶ所での実施となりました。

この3会場の設置では、普段あまり交流のない地域の方々同士がつながる機会にもなりました。「金場の人も集まってきているね」という声が聞こえたり、相談会の場としてだけでなく地域がつながる場にもなりましまずは昨年の武雄市での水害の話題提供をしていただいたあとに、個別の相談に移りましたが、様々なお悩みを寄せていただきました。
「店舗と住宅が渡り廊下でつながっているので、住宅支援の補助金は使えない可能性があると言われたけど、どうなんだろうか?」
「自宅に温泉を引いていたけど、温泉の復旧はどうやってやるのか?」
「自宅のボイラーを直したいけど修理費用を補助してくれる制度はある?」
「鉄骨が入っているだけで半壊という判定が出たけど、納得ができなくて・・・」
「長屋で隣の家とつながっているんだけど解体はどうなるのか?」

など様々な質問が出てきました。それぞれのご質問に多くの専門家の方からお答えいただき、安心した表情でみなさん帰っていかれました。こうした寄せられる相談は、それぞれ難しいケースも多くすぐに解決というわけにはいきません。だからこそ、住民の方々のそばで一緒に悩む存在も必要です。
オンライン相談会によって、被災した地域同士がつながる可能性も見えてきたように、今までの手法ではない新しい形に取り組むことで、地域住民同士の助け合い、地域の支え合いの輪を広げる可能性が広がっています。(頼政 良太)
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〈〈緊急のお願いです!!〉〉
お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。当センターで集約し、必要な物資集積場に届けたいと思います。とりあえずは、球磨村の被災者に配布させて頂きます。また、梅雨が明け、本格的な夏を向かえると、泥が乾燥し、粉塵が舞い上がります。そのために一般のマスクではなく、“防塵マスク”を集めますので、併せてお願いします。まだ引き続き募集していますので、よろしくお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代・マスク代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。

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