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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第50報

「2020年7月豪雨・被災地の現場から(第3回)」オンライン会議報告NO2

 さて今日9月1日は防災の日ですが、猛暑が続く「2020年7月豪雨災害」の被災地ではどういう気持ちで9月1日を迎えているでしょうか。
さて昨日に続いて「2020年7月豪雨・被災地の現場から(第3回)」オンライン会議報告NO2を配信させて頂きます。

 NO2の報告は、災害直後の早い段階から八代市坂本町に入り、支援活動をされている「コミサポひろしま」の増田勇希さんからです。増田さんたちは、被災地の「チーム桃ちゃん」というママさんたちチームが展開している炊き出し活動や物資配布などのサポートをしています。一方で小玉代表をチームリーダーに、地元の高校生たちの応援も受け、浸水した被災家屋の“洗い”を、丁寧に丁寧にされています。私事で恐縮ですが、以前「洗い屋」という仕事をしていたことがあるので、「コミサポひろしま」のやることは、洗い屋を思い出すような仕事です。というより泥水の被った家屋の清掃ですから、平時における古民家の洗いとは何倍も大変だということが想像できます。「清掃」とか「片付け」とかを越えた作業です。こうした丁寧な作業なので、一度は再建をあきらめた被災者が、もう一度頑張って見ようと希望を見出すことができるのだろうと痛感します。コミサポ広島の増田さんが強調されていたのは、「再建するか、解体するか」と迷っていたいる人たちが、帰って来れる場所をどう作れるか?」ということが最大の課題ですとおっしゃいました。まさに「コミサポひろしま」もPOSKO 
ですが、POSKOのKOは、コミュニケーションとかコーポレーションという意味もあります。コーポレーションとは、「株式会社」とか「法人」を示す言葉ですが、ここでは共同事業体のようなイメージです。増田さんが強調された「地域の再生」というのは、いわゆるコミュニケーションのつなぎ直しであると思われます。そのつなぐ役割を担うのがボランティアであることをコミサポひろしまは実践しています。

 今後、復興というステージに移行していく中で、地域再生の核となる「坂本地区住民自治協議会」(坂本町には74自治会、27市政協力員、8振興区など複雑にあり、役割によって中心なる担い手が異なるようです。)が鍵を握ることになりますが、コミサポひろしまなど外部支援者と地元の団体との連携が不可欠になるでしょう。余談ですが、「洗い屋」というのは、ただ家屋を新品のように磨き上げるだけではなく、長年そこの住人が大事にしていた例えば「床の間」とか、あるいは子ども成長を刻んだ「柱の傷」とか、じいちゃん・ばぁちゃんとお茶のみをした「縁側」とか、生活の歴史を洗い直すという意味合いもあると思います。 (次に続く、村井雅清)

〈〈緊急のお願いです!!〉〉
お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。お米は大変喜ばれます。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思います。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。現在約1000㎏を越えました。お米は重宝されていますのでお米集めはまだしばらく続けたいと思いますので、引き続きご支援をお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
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・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。