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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第73報

朝晩、ぐっと涼しくなってきましたが、日中は10月というのに30℃近い気温です。間もなく豪雨災害から3ヶ月を迎えようとしています。それでもまだ、家財の搬出が終わっていないお宅もあり、週末はボランティアセンターからボランティアが家財の搬出に追われていました。
 コミサポひろしまのみなさんも毎日ほぼ休みなく作業に追われています。家の壁を剥がすのが遅れ、壁材を外すと、木材にびっしりと黒カビが発生していました。かなりの難敵です。そのカビを70%以上のエタノールやスチームで除去していきます。みなさんプロ顔負けの作業です。こちらのお宅はRC工法のお宅で気密性が高く、構造も複雑です。それを一つ一つ丁寧に作業していきます。
 当時は、2階のすれすれまで水没し、やっとの思いでヘリコプーターに救助されたそうです。1階のトイレやキッチン、建具、仏壇、ダクト、エアコン、冷蔵庫などの家財は、全て廃棄となりました。そんなご夫婦にできるだけ、出費を減らそうと清掃に汗を流すコミサポひろしまのみなさんです!兵庫県のたつのから軽トラでお米を運んで来てくれた山本さんも加勢して下さり、壁材を剥がしたりと休む間もありません。
こんな被害に遭ったにも関わらず、被害認定は半壊だそうです。半壊世帯は、この秋の臨時国会で法案が通らなければ、半壊世帯はほぼ支援金がありません。
このお宅も7年前の新築したご高齢のご夫婦で、きっと老後をゆっくり過ごす予定だったと思います。それがこの災害に一変し、「悲しいけど、涙も出ない」とつぶやいていました。お母さんも「悲しすぎると・・・。」、「夜は寝れていますか?」と聞くと「毎晩目が覚めてしまう。」と言った途端に、涙があふれだしました。なんの声もかけらえず、悔しいやら情けないやら・・・・、こちらも涙が出てくるだけ。
この3ヶ月近く、仮住まいの家から自宅に足しげく通いながら、家を片付ける日々を思うと、ご高齢のご夫婦にはとても辛すぎる生活だと思います。
こちらのご夫婦にもお米とまけないぞうをお届けしました。「お父さんは毎日ご飯を食べるので、助かります!」と喜ばれました。(増島智子)

〈〈あつかましいお願いで恐縮ですが・・・・・・・!!〉〉
 稲刈りが終わり、古米が残っている農家さんが、「被災者のために・・・・」と寄贈して下さるのか、有難いことにお米は引き続き集まっています。先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。
お米は大変喜ばれます。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思います。お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。

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