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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第85報

2020年7月豪雨災害で甚大な被害を受けた人吉市、八代市、球磨村、芦北町などは、いよいよ本格的に復興計画策定のための懇談会などを重ねているようです。拙速に決めなければならないこともあるのでしょうが、やはり被災者は期限を決められても、なかなか判断に迷う方も少なくないでしょうから、可能な限り丁寧に、じっくりと被災者の話を聴いて、計画に反映して欲しいものです。日本はものごとを決めるときには、多数決で決めることが当たり前のようになつているようで、一人ひとりの意見を聴いた上でまとめるということをしません。「一人ひとりの意見を聞いていたら切りがない!」「時間がないので、ある程度議論をしたら、多数決で決めるもんだ!」という慣習に倣うものです。しかし、案外徹底して議論をし、会を重ねると決まるものです。最後は多数決になるかも知れませんが、そこに至るプロセスが大事なことです。いうまでもなく、大規模災害後の復興計画は、当然被災者の声が十分に反映されなければならないものです。
 球磨村でのアンケートでは、9割の人が「元に戻って住みたい」と切望しているというデータも出ています。元に戻ると言ってもいろいろな方策が考えられるので、過去の被災地の事例をも参考にしながら、また思い切った施策を講じることも首長には求められているのではないでしょうか。

 地球温暖化による気候変動による災害の規模は、年々甚大になっているような気がします。とすればこれまでのような対策だけでは防ぎようがないという厳しい現実も突き付けられています。自然と向き合うことを根底に、根本的に考え直すということにチャレンジして欲しいものです。
 さて、当センターのスタッフ増島智子が、今日から被災地に入っています。また被災地レポートが送られてきますが、引きつづきご支援をよろしくお願い致します。お米も引き続き集めますのでご協力をよろしくお願い致します。(村井雅清)

〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 みなし仮設住宅を含め、ぼちぼち仮設住宅に移行し、また家族や親戚のお家に避難されている方が増えてくる中で、お米は本当に喜ばれています。また直後は水、電気、ガスというライフラインが途絶され、不自由な在宅避難をされていた被災者もライフラインが復活し在宅で調理をしたりされますのでお米は欠かせない食料になっています。
先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思いますので、少しでもいいですからお米を提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。

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