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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第92報

昨日に続いて、水俣の谷さんからの現地報告PART・2を配信します。(村井雅清)

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ご支援をいただいている皆様へ11月8日―PART・2

 さて、仮設でも聞き取りをさせていただいた方々の被災現場を訪門し、被災状況を確認させていただきながら、今後の復興をどう考えていくか?一緒に考えていきたいと考えています。

芦北町の被災地の状況は様々で、その地区にあった対応が必要かと思います。佐敷川流域地区、土砂崩れ災害被災地、球磨川流域地区など被害の形態も様々です。特に球磨川流域は壊滅的被害を受けた集落もあり、八代や親せきやうちなどに避難し、役場もまだ住民と連絡がいる状況です。住民の人たちが良く口にするのは、手続きがたくさんあり、証明書類をそろえるのが大変で、もうちょっと何とかならんのだろうか?
すべての手続きは本人申請主義ですから、罹災証明に始まり、被災住宅解体、なりわい支援、各種免税手続きなど、ワンストップサービスができないか?今後の課題です。

また、芦北町に隣接する球磨村神瀬地区には7月中旬から定期的に通いながら、カンパや支援物資を届けたりしていますが、9月からは毎週土曜日に「こうのせ再生委員会」が開催されて、住民たちの意見交流の場が作られ、数回参加させていただいています。道路や河川の修復、水道、電気の修復、住宅再建について、公民館や公共施設の修復、交通機関の確保など多岐にわたる要望をまとめ、村役場や熊本県への要望をまとめると共にボランティアの協力を得ながら、活動に取り組んでいます。また、11月末には熊本地震の被災地・西原村を訪問し、被災地の復興の糸口を考えようと見学ツアーを計画しています。
発災当初は泥に埋もれ、ほとんど住民も見られない村となっていましたが、支援の重機ボランティアの活動や住民の方々も200所帯中、30所帯ぐらいが戻り、復旧活動に取り組んでいます。昨日は熊本の蓮華院ボランティア会や熊本学園大学のボランティアの参加もあり、泥出し作業も少しずつ進んでいます。
住民の暮らしの再建を目指して、一歩一歩歩んでいる活動がそこにあります。
多くの被災地が神瀬地区のように住民同士が議論し、どのような復興を考えるのか?どのように住宅や暮らしを再建するのか?見守りながら活動を継続したいと思います。

NPO法人水俣病協働センター  水俣病被害者互助会 谷洋一
熊本県水俣市南福寺108 水俣ほたるの家気付 TEL/FAX 0966-63-8779
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〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 まだ避難所生活をされている方もおられますが、被災地では今後の復興ビジョンづくりのための動きが活発になっています。こうして、被災者の復興への足音が聞こえてくる段階に入ってきたように感じます。全国から送られてくるおいしいお米を味わいながら、じっくりと将来のことを考えて下さることを切に願います。まだまだお米は喜ばれます。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思いますので、少しでもいいですからお米を提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。

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