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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第95報

前号94号で、熊本県は「2020年7月豪雨災害」からの復旧・復興計画に、球磨川の治水を重点課題においており、ダム建設も選択肢の一つとあらためて表明したことをお伝えしました。
 市民団体「7・4球磨川流域豪雨被災者・賛同者の会」は、11月10日松岡隼人人吉市長に会員60人の声を集めた冊子を手渡し、被災者の要求実現を求めた、と人吉新聞は報じています(11月11日)。
 その冊子には、川辺川ダム建設に反対する声が多いそうですが、ダムの前に「川底の土砂の撤去」を訴える声も強い。さて、素人の知識に過ぎないかもしれないが、川の増水などで被害を被るのは、圧倒的に下流ではなかったかと思うのだが、その下流域で暮らす八代市坂本町の住民は、必ずしもダムを求めていないことが浮き彫りになってきています。

 11月13日付熊本日日新聞「民意」によると、「球磨川の治水方針を判断するため、蒲島知事が10月下旬に坂本町で開いた意見聴取会には34人が参加した。さまざまな意見の中に、ダム建設を求める声は一つもなかった。」と紹介しています。
坂本町に住むある住民は「ダムによって川は死ぬ」(同紙)と、続けて「洪水で自宅が冠水しても、以前は水が引けばきれいな砂がのこるだけだった。ダムができてからは、ヘドロがたまるようになった。」と。坂本町は、全国初のダム撤去の歴史を刻んでいます。それは、発電専用の県営荒瀬ダムのことで、「1955年に荒瀬ダムが建設されると、清流は一変した。ダム湖には土砂やヘドロが堆積し、流域住民は悪臭に悩まされるようになった」(同紙)と。

また同紙11月16日付「民意」では、八代市の球磨川右岸にある全長約2㎞にわたる「萩原堤防」にふれ、同堤防は江戸時代の1755年に決壊し、約500人の死者を出し、1965年には堤防の一部が崩れ、堤防沿いの旅館が流出したことを苦い経験とし、地元の区長さんは「日頃から水害に備えるように住民同士で啓発し合っている。球磨川の氾濫に対する地域の危機感は高い。」と強調されています。
ある住民は、「復興に向けて地域がまとまることが一番大切。ダム建設議論の賛否によって分断されたくない」(同紙13日付)と強調されていますが、球磨川流域で育った多くの住民は、同じ気持ちだろうと思う。県はこうした民意を汲むべきではないか!
                                 (村井雅清)

〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 仮設住宅に移られた被災者が、冬物の衣類などを求めて当センターがご支援しているPOSKOに来られます。その時に、最後に申し訳なさそうに「お米はまだありますか?」と聞かれるそうです。もちろんはじめて仮設住宅の暮らしを経験される被災者にとって、美味しいご飯を食べるひとときは、きっと深い感慨に包まれるのだろうと思います。「たかがお米・・・・」かも知れませんが、ほんとうに元気をもたらしているようです。今後もまだまだお米を届けますので、ご協力をお願い致します。東日本大震災後に出会った東北のある農事組合から2度目の100㎏の玄米を寄贈して下さいました。一方で今年は新型コロナウィルス感染症の影響なのか、米あまり現象が起き、次年度は生産制限をするようなニュースも出ています。
 お百姓さんの事情も理解できますが、是非今困っている被災地に少しでいいですからお米を送って下さい。よろしくお願い致します。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

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 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
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