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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第93報

八代市坂本町に入っている増島からレポートがきましたので紹介します。 

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  八代市坂本町で活動中のコミサポひろしまのみなさんと合流して前回から継続しているお宅に訪問しました。水害から4か月経って、自宅の再建をされている方がいます。当初は泥だらけの家をみて再建をあきらめた人もいますが、ボランティアの手によって、泥を出し、家財を搬出し、カビだらけの床や壁を剥がし、柱や床の根太材などのビスや釘を抜いて、こびりついた泥を拭いて、消毒をして、きれいになっていく家を見ているうちに希望が出てきたと、再建する人もいます。
 今回訪れたお宅もすでに大工さんが入り、みるみる家が出来上がっていきます。躯体をきれいに磨いて残しているので、大工さんは床や壁をすぐに張ることができます。住民さんも「ボランティアのみなさんが、きれいにしてくれたお陰で早く工事ができて助かります」と言ってくれました。 それでも家屋のすべては再建できないので、家の水回りがあるほうだけを再建しています。残りはぼちぼち再建していくそうです。被災者生活再建支援法では、家族がいれば満額のお金をもらえるのですが、単身世帯になると4分の3しかもらえません。ここにも制度に対する疑問を感じます。
 被災者も、家屋の建設資金から、最低限度の家財道具や生活用品などを一から揃えていかなくてはならないので大変です。制度的にももっと充実した制度を求めていきたいです。
 それでもボランティアの地道な活動で、「最初に家を見たときは、あきらめたけど、皆さんが来てくれて、ふわーっと希望が出てきました」と、いまはもうお家に数日寝泊まりしています。
 昨日は、POSKO支援をしている人吉の方のご縁でキッチンを頂き、コミサポのみなさんが設置してくれました。被災地から被災地へのリレーがここにもありました。みなさんからのお米もお届けしました。そして、このかけがえのないお父さんの笑顔が私たちのエネルギーの源です!みなさまのご支援、ほんとうに感謝しています。 (増島智子)
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〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 仮設住宅に移られた被災者が、冬物の衣類などを求めて当センターがご支援しているPOSKOに来られます。その時に、最後に申し訳なさそうに「お米はまだありますか?」と聞かれるそうです。もちろんはじめて仮設住宅の暮らしを経験される被災者にとって、美味しいご飯を食べるひとときは、きっと深い感慨に包まれるのだろうと思います。「たかがお米・・・・」かも知れませんが、ほんとうに元気をもたらしているようです。今後もまだまだお米を届けますので、ご協力をお願い致します。東日本大震災後に出会った東北のある農事組合から2度目の100㎏の玄米を寄贈して下さいました。一方で今年は新型コロナウィルス感染症の影響なのか、米あまり現象が起き、次年度は生産制限をするようなニュースも出ています。
 お百姓さんの事情も理解できますが、是非今困っている被災地に少しでいいですからお米を送って下さい。よろしくお願い致します。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。

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