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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第118報

当センターがPOSKO支援をしている球磨村の渡地区にある雲泉寺にお米をお届けしてきました。雲泉寺さんのご住職姉妹は発災からずっと支援活動を続けています。物資を配ったり、家の再建のお手伝いをしています。多くの檀家さんが被害を受けられました。
災害発生当日から避難所として被災者の方を受け入れ、その後は、物資を配布する場所として多くの物資を住民さんにお届けしています。また、妹さんは「よかよかスマイルクラブ」のメンバーで災害後の被災者のストレスケアや運動不足の解消などを目的に避難所などを中心に各地で活躍されています。以前、八代市坂本町の八竜小学校で開催されたイベントにも来て頂きました。身体を動かすことで緊張も解けて、体と同時に心もリラックスすることができます。疲れた被災者の身体を癒しているのです。
 ご住職さんも、仏事を通して、被災者の方々の悩みを聴き、心のケアに努めておられます。なので、いつもお寺にお伺いすると檀家さんがいらして、被災のこと、これからのことを話されいる姿を拝見します。

 また、相良村の西村地区にもお米をお届けしました。以前にもお伝えしていますが、こちらの区長さんはボランティアの方が集めた野菜を毎週金曜日に仮設住宅や在宅避難者の方にお届けしています。区長さんは発災からずっと休まず支援活動を行ってきて、ここへきて、少しばかり落ち着いた様子でした。
 相良村は、球磨川と川辺川が合流する地区で、川辺川で獲れるアユは香りが格別でとてもおいしいそうです。もし、ダムができたら「川が死ぬ」という区長さんの言葉はとても重たく心に響きました。この周辺ではお茶も名産できれいな水と空気に育まれた自然からの恵みの豊かさに感動します。
 この川辺川に国内最大級の流水型ダムの計画が進んでいますが、賛成という人はほとんどいません。
                             (増島 智子)

〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 昨年7月4日に豪雨災害が発生し、7カ月を迎えました。有難いことに、今でも被災地にお米をと送って下さる方が途絶えません。ほんとうに心から感謝致します。本文でも触れていますように、長引くコロナ禍のために直接被災地に足を運んでの支援活動は叶わないですが、こうしてお米の寄付という形で「忘れていないですよ!」「見守っていますよ!」というメッセージを届けて下さっていることが、どれほど被災者を勇気づけているか、架け橋役をさせて頂いている私たちにはズシンと伝わっています。まだまだ続きますが、引き続きご支援を賜りますようにお願い致します。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。

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