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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第144報

Mさん宅なのに、何故「坂本邸」なのか?昨年の豪雨災害直後、「個庫茶屋メンバー」の救援物資を置いていたガレージ前の県道沿いの歩道に、一人の男性が呆然と座り込んでいた。女性用の服とTシャツ、素足で左右同じサンダルと、見るからに水害の被災者と分かるような出で立ちで。Sさんが「どうされたのですか?」と心配して声をかけたら、両手で胸のあたりに手をやり「ここまで水がきた。何が起きたんか?何もかも流されたわ!」と関西に住んでいたこともあって関西弁で。手にロープを持っていて、植木鉢を引っ張ってきた様子。「この植木鉢を、そこに預かってくれないか?」と。翌日から何度か、ロープで括った植木鉢を引きずってきて、前と同じように「ここの庭において」とぶっきら棒に言って帰って行った。彼はしばらく浸水した自宅(借家)のタイル張りの風呂場に蒲団を敷いて寝ていた。よく考えたもので、水に浸かった他の部屋より、この風呂場はタイルなので、一度水を切ると、下から水は上がってこないと考え、蒲団を敷いて寝ていた。それにしても、自分の着るものや履くものより、植木が“宝物”という変わり者だ。それから毎日のように、個庫茶屋にきて衣類や食料を物色し、水害に遭ったときのことや昔のことを話して帰る。不思議な人で、どこか気にならざるを得ない。やがて「さかもっちゃん!」と親しみを込めでいじる゙ようになる。「阪本邸」と呼ぶようになったのは、何故かその、気になる“さかもっちゃん”が再生の家の2階に住んでいるから。さかもっちゃんについては次号に続く。(村井雅清)

〈〈懲りずにお米を集めています!〉〉
 昨年7月4日に豪雨災害が発生し、まもなく1年になります。それでも被災地にお米を、しかも「同じお米を送るなら美味しいお米を!」と銘柄にこだわり、送って下さる方が途絶えません。ほんとうに心から感謝致します。お米はほんとうに喜ばれます。仮設住宅を訪問していても、お独り暮らしの方々も「お米は自分で焚きます」という方ほとんどです。今後ともよろしくお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。

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