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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第145報

144報で紹介した“さかもっちゃんは、「ここに住まないか?」と代表のSさんに促されて、142報で紹介したリフォーム後の家の2階に住んでいる。和室が二部屋あり水害にあった家の雰囲気とは違うようだ。ソファが一つ置いてあり、そこに座ってぼかしガラス窓の外を眺めると、朝方は特に人吉の特徴である霧がかかった山々が見える。ベランダが広く、「ここにテーブルと椅子があれば、夏はビアガーデンができるなぁ」とご満悦だった。ただ、実は何よりもこの家が気に入っているのは、”庭“に秘密があるのだ。リフォームが完了して、さかもっちゃんが入居したのは昨年12月の年末だった。その時には、”猫の額“ほどの、それほど広くもない庭と家の周りの狭い壁の内側は雑然としていた。その庭が、今年の4月にお邪魔したときには、素晴らしい庭に化けていたのだ。それもいろいろな”コケ“が主役だ!災害直後に植木鉢をロープで引きずってきて、しかもしばらく毎日、「ここに預かって・・・・」と懇願した理由が分かった。コケやシダ、芝などにこだわりがあるようだ。「玄人はだし」という言葉があるが、ほんとうに素晴らしい造園だ。処せましといろいろなコケや低層木、芭蕉に野菜類と育てている。しかも、コケを植えているのは全部と言っていいほど、拾ってきた流木や石、昔の石で造られた流し台などであり、コーディネーションが素晴らしい。コロナが終息すれば、是非見学に行ってください。「ようこそ、坂本邸にいらっしゃいました!と歓迎してくれるのです。

 そして1階は2か月に1回、年金の日に集まるコミュニティ・スペースです。はじめてさかもっちゃんに1階も案内してもらった。年代物のオーディオセット、年代物のビールグラスを飾る棚、大きなテレビ、貰ったユニットバスを解体しこの家に新たに据え付けた風呂場、台所、トイレ、ソファなど、すべて貰ったものを再利用して、ボランティアが造った家だ。しかし、嬉しくて、ル楽しさいっぱいのこの場を案内してくれた。年代物のLP盤を全部流されたという、こだわり人間の1面を覗かせてくれた。今度お伺いしたら、また何が変わっているだろうか・・・・・楽しみだ!(村井雅清)

〈〈懲りずにお米を集めています!〉〉
 先日の被災地訪問でご縁があってあるお宅の法要に出席した時のこと。法要が終わってご住職がお話しされた中で、「もうすぐ1年になるのに、未だにお米はありませんか?と寺に訪ねて来られる被災者がおられます。まだまだなんですね・・・・」と。また、仮設住宅の見守りをされている方が、「この前戴いた2㎏入りの紙袋に入ったお米、こんな美味しいお米は食べたことがない!!」と絶賛して下さったとのこと。以前にもこの欄で書きましたが、お米を送って下さる方は、「美味しいお米を食べてくださいね」という願いを込めて、当センターに送って下さるので、こうして喜ばれることは、私たちも大変嬉しいことです。まだまだお米は集め続けたいと思いますのでよろしくお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。

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