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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第150報

<個庫茶屋メンバーの普段着の支え合い―2>
 さて災害時(複合災害を含めて)におけるボランティア減少を補完する課題は、どうすればいいのでしょうか?その答えが、個庫茶屋メンバーが熊本地震(2016)から続けてきた“普段着の支え合い”にあるのではないかということです。
おそらくこれまで紹介してきた個庫茶屋メンバーの活動を読んで頂くと、「これって、私たちの地域でもやってるよ!」という反応を多くの方がされると思います。ただ、敢えて“普段着の”とつけているのは、いわゆる平時の災害の備えや災害時の助け合いをしっかりと取り組んでおられる、いわゆる「自主防災組織」とは、少し違うイメージかも知れません。「どこが?」と聞かれても上手く表現できないのですが、“ふ・だ・ん・ぎ”なのでしょうね?

そもそも大規模災害の場合は、外部からの支援はすぐには届きません。また、被災現場から「SOS」を発信しても(現実には被災が激しくSOSを発信することすらできないケースが多い。)多彩な支援団体や救援組織、その属する基礎自治体には届かないものです。となると、辛くても、しんどくても外部支援が届くまでは、その場に居る被災当事者やその関係者(友人・知人や親戚など)で、耐えるしかないということになります。だから可能な限り、災害に遭ってはじめて大変な体験するのではなく、平時から被災することを前提に「備え」ておかなければならないということです。ただ、これまでの悲劇的な事例から考えると「備え」として取り組む時には、例えば「誰が誰を助ける」というパターンではなく、「誰もが助かるには?」という発想の転換が必要ではないでしょうか?(次号に続く)(村井雅清)
(*参考文献:『誰もが〈助かる〉社会 まちづくりに織り込む防災・減災』(渥美公秀・石塚裕子編、2021年3月11日新曜社発行)

〈〈懲りずにお米を集めています!〉〉
 先日の被災地訪問でご縁があってあるお宅の法要に出席した時のこと。法要が終わってご住職がお話しされた中で、「もうすぐ1年になるのに、未だにお米はありませんか?と寺に訪ねて来られる被災者がおられます。まだまだなんですね・・・・」と。また、仮設住宅の見守りをされている方が、「この前戴いた2㎏入りの紙袋に入ったお米、こんな美味しいお米は食べたことがない!!」と絶賛して下さったとのこと。以前にもこの欄で書きましたが、お米を送って下さる方は、「美味しいお米を食べてくださいね」という願いを込めて、当センターに送って下さるので、こうして喜ばれることは、私たちも大変嬉しいことです。まだまだお米は集め続けたいと思いますのでよろしくお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。

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