カテゴリー
未分類

2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第151報

<個庫茶屋メンバーの普段着の支え合い―3>
 2018年7月豪雨災害で甚大な被害に遭った岡山県倉敷市真備町では、死者の8割が要援護者でした。関係者にとっては大変衝撃的な結果となりました。 おそらく災害時の備えの取り組みとして、平時から「誰が、誰を助ける」という活動をされていたのでしょう。にもかかわらず、このような悲惨な結果を招いたが、誰の責任でもない。「犯人捜し」をするのではなく、「誰が、誰を」という発想に限界があったのでは、とあらためて「備え」の在り方を見直すことが求められているのではないでしょうか?前号で述べたように、発想の大転換をし、「誰一人おきざりにせず、みんなが助かる」ための知恵が求められるのではないかと思います。前号で紹介した著書に書かれているのですが、例えば、1年に一度正月より賑わう地域の祭りに注目しようということです。その祭りには、普段地域を離れている若者も帰省して参加されると思います。おそらく正月よりも、その祭りの方が盛り上がるというケースは少なくないでしょう。ただ、こういう時に災害時要援護者と言われる人たちにも、“誰一人おきざりにせず”、遠慮をさせずに、喜んで参加してもらえるような働きがけをしているでしょうか?

〈〈懲りずにお米を集めています!〉〉
 先日の被災地訪問でご縁があってあるお宅の法要に出席した時のこと。法要が終わってご住職がお話しされた中で、「もうすぐ1年になるのに、未だにお米はありませんか?と寺に訪ねて来られる被災者がおられます。まだまだなんですね・・・・」と。また、仮設住宅の見守りをされている方が、「この前戴いた2㎏入りの紙袋に入ったお米、こんな美味しいお米は食べたことがない!!」と絶賛して下さったとのこと。以前にもこの欄で書きましたが、お米を送って下さる方は、「美味しいお米を食べてくださいね」という願いを込めて、当センターに送って下さるので、こうして喜ばれることは、私たちも大変嬉しいことです。まだまだお米は集め続けたいと思いますのでよろしくお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です