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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第162報

<個庫茶屋メンバーの普段着の支え合い―14>
 災害後にはよくあることですが、ボランティアが被災現場で被災者と話していると、被災者からいろいろな相談を受けます。
 先日(5月訪問の時)被災者から直接受けた相談は、仮設住宅(みなし仮設を含む)に住む被災者、在宅避難者などを見守る「生活支援相談員」さんに関することです。その内容は「冬用の布団はあるのですが、そろそろ夏用の布団が欲しいと思っていたら、友だちが夏用の布団をあげると言ってくれているのです。でも、車もないので布団のような嵩張るものは運びようがないのです。それで申し訳ないですが、生活支援相談員さんにお願いして運んでもらえないですか、と聞いたら『生活支援相談員はそういうことは出来ないのです』と言われました。生活支援相談員さんって、何をする人なんですか?」と不思議そうにつぶやかれました。布団を被災者宅まで運ぶくらいは、ボランティアにお願いすれば簡単に運んでくれるでしょう。生活相談支援員さんは、そもそもNPOはじめいろいろな支援機関と連携しているようです。生活相談支援員さんの仕事の範囲ではないとしても、「ボランティアセンターに聞いて見ますね!」と一旦こうした依頼を預かり、出来ないではなく、どうすれば被災者の願いを聞いてあげられるのかを考えなければならないのではないでしょうか?こういう話をすると、「それくらい自分でやれよ!」とか、「何でもかんでも支援員に頼むな!」と言いたくなるかもしれません。正直、私もそう思わないでもないです。ただ、“被災者主体”をいざという時に発揮しようとするならば、平時からそうした生活習慣が身に就くにはどうすればいいのかを考えなければならないのではないでしょうか?とは言え、人間は一人では生きて行けないということを26年前に学びました。助けあう、支えあう、学びあうということは、お互いが補完し合うということではないかと思います。(次に続く)(村井 雅清)

〈〈懲りずにお米を集めています!〉〉
 5月の被災地訪問のお話として、「先日の被災地訪問でご縁があってあるお宅の法要に出席した時のこと。法要が終わってご住職がお話しされた中で、『もうすぐ1年になるのに、未だにお米はありませんか?』と寺に訪ねて来られる被災者がおられます。まだまだなんですね・・・・」」とご紹介したところ、東北の同じ法人から昨年に続き、今年も大量のお米の提供をという嬉しい話がありました。また、お米代として寄付をして下さる方も絶えません。まだまだお米は集め続けたいと思いますのでよろしくお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。

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