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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第167報

<個庫茶屋メンバーの普段着の支え合い―19>
 しかし、前号を読んで頂いた方の中には、「ウン?なんか変だなぁ・・・・」と思われた方もおられるのではないでしょうか?地方分権の原理でいう「自分たちで出来ることは、自分たちで成し遂げ、自分たちで出来ないことは・・・・・」というフレーズを読むと、どこかでよく聞く「できなければ、自己責任ですよ!」ということなのか?という疑問でしょう。ところが、日本の防災では、次の原則が明記されています。

 ―日本では、自然災害が発生した場合、まずは住民に最も近い基礎自治体(市町村)が災害対策本部を設置して、被災者支援にあたることになっている。そして基礎自治体だけでは対応できない大規模な災害の場合には、都道府県が被災市町村の支援を行い、都道府県でも対応できない巨大災害の場合には国や被災していない他自治体が支援するのが基本である。―(第4章災害対応のガバナンス・紅谷昇平・兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科『ー地域づくりの基礎知識4ー災害から一人ひとりを守る』北後明彦・大石哲・小川まりこ編、2019・3・30 神戸大学出版会発行より引用)となっています。つまり「被災者支援にあたることを再前提として・・・・」と理解できるでしょう。 

日本国憲法は主権在民なので、至極当然なのです。そして自然現象である災害を事前に防ぐことは不可能です。しかし、少しでも被害をなくす、出来れば限りなく被害をゼロにする「減災」という考え方を実践するのは、これも極めて当たり前のこととも言えるのではないでしょうか?しかし、何故これがこのとおりできないのか?不思議なことです。(次に続く 村井 雅清)

〈〈懲りずにお米を集めています!〉〉
 5月の被災地訪問のお話として、「先日の被災地訪問でご縁があってあるお宅の法要に出席した時のこと。法要が終わってご住職がお話しされた中で、『もうすぐ1年になるのに、未だにお米はありませんか?』と寺に訪ねて来られる被災者がおられます。まだまだなんですね・・・・」」とご紹介したところ、東北の同じ法人から昨年に続き、今年も大量のお米の提供をという嬉しい話がありました。また、お米代として寄付をして下さる方も絶えません。まだまだお米は集め続けたいと思いますのでよろしくお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。

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