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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第173報

 昨日に続き、人吉球磨の素晴らしい!情報をお知らせします。と同時にクラウドフアンディングで資金を集めていますので、拡散をお願いします。「えっ、何なの?」と思われたでしょう。「被災地に彩りを持たせ未来に繋ぐアート×ドローンのイベント」ということで、球磨郡球磨村神瀬地区で、活動している被災者大谷知宏さんの第3弾、<被災地を子供たちと作るオブジェで彩り、それをコースにドローンレースを行うことにより子供たちの未来の可能性を広げたい」いうワクワクするイベントです。詳細は、公開ページ(CAMPFIREグループ 
Good 
Morning)https://camp-fire.jp/projects/view/445118を開いて頂いたら詳細が紹介されていますので、こちらをどうぞ。

 SNSの環境にない方は、概要を説明します。(大谷さんのメッセージ)
(主旨は冒頭で述べましたが)神瀬地区は村内の国道が所々崩落や土砂崩れなどにより外部からの寸断され陸の孤島となってました。そのため現地にボランティアが入ってきたのも被災後3週間経ってからでした。地区に住んでいた子供たちは被災後の光景を目の当たりにし『もうここに住みたくない』、『怖い…』などの声をあげていました。そこで私たちは地域コミュニティの再生と子供たちの心のケアを目的として、被災というマイナスのイメージと対極にある芸術を活用し解体の決定している村営住宅の壁や被災した土地の擁壁を利用して、アーティスト監修のもと子供たちと絵を描き遊び尽くしました。(アートプロジェクト第一弾、第2弾)

 それで今回はさらに作品を今後に残せるようにオブジェクトを制作し、それを並べて飾るだけではなく近未来の田舎で活躍が期待されているドローンを使ってレースをすることにより、未来の可能性が見えるようなイベントを実施したいと考えています。
 私は球磨村の神瀬地区に住み、2020年2年7月豪雨で被災しました。家族と着ていた服、そして持っていた携帯電話以外はその際に全て失いました。その後の避難生活の中、コロナ禍における被災のため制限が多く地域の方とのコミュニティが著しく減りました。また、住んでいた地区と避難所が通常時に車で1時間半ほどの距離と遠い上、当初は国道の封鎖もあったため遠回りをしないと現地に行けずその際の移動時間は2時間半ほどかかりました。そのため神瀬地区の復興は他の地域に比べ1ヶ月ほど遅れました。
被災後後1〜2ヶ月が経った頃、子供たちに異変が見え始めました。PTSDの発症です。突然泣き出してしまう子、感情のコントロールが効かなくなってしまう子、雨を異常に怖がる子・・・また、現地で片付けをしていた子供の中にも体調を崩してしまう子や、「もうあそこには行きたくない、今後も住みたくない」と言う子もいました。さらに数ヶ月経って仮設団地にて暮らし始めた子供たちも、早くこの村を出たい、将来は村を出て行きたい、この村にはもう仕事もない・・・という声まで。

 このような体験から、私たちはどうにかこのマイナスをプラスに変えられないか?未来の可能性と子供たちの心のケアを出来ないか?と考えました。
 <このプロジェクトで実現したいこと>
前回は解体の決まった村営住宅3棟の壁と、被災した家の擁壁部分にアーティストと子供たちで絵を描きました。村営住宅はそれぞ別々のアーティストが担当し、それぞれ趣向を凝らしました。例えば、ゲーム『スプラトゥーン』のように水鉄砲の中にペンキを入れ住宅の壁にペンキを打ったり、子供たちの手形を木々の花びらや葉っぱに例えて球磨村の四季を表現したり・・・子供たちは自らが汚れることも気にせずに笑顔で作品を作っていました。
今回は『アート×ドローン』。ドローンを取り入れたのは未来を想像させる事と、通常田舎では体験出来ないようなことを体験することにより、色々な楽しい刺激を受けてもらいたかったからです。場所は被災した渡小学校を予定。被災し使われなくなってしまった校舎や校庭、今だからこそ新たな取り組みや挑戦が出来る。どんなマイナスも見方を変えれば可能性に変わることを子供たちと住民に感じてもらい、今後の地域復興の活性化に繋げたいと考えています。
<最後に>
被災はとてもつらく大変なものでした。その当時に比べれば、今は幾分かよくなってきています。ただ、それは本来あった球磨村の生活ではなく、被災地での生活であり、元の生活には程遠いものです。自然と共に生活してきた田舎の環境は今の日本ではとても貴重なものです。さらに球磨川に流れ込む支流『川辺川』は国交省の水質検査で2020年まで14年連続『水質が最も良好な河川』に選ばれており(14年連続は日本でも川辺川だけです)、球磨川流域は水質の良いことで有名です。この貴重な環境を後世に残せるように、子供たちがこの地域の魅力と可能性に気づけるように・・・そして被災して終わりでは無く、被災からの復興への心の助力となるような楽しいイベントを実施できるように、皆様のお力を拝借いたしたく、心からお願い申し上げます。
チーム/団体/自己紹介・活動実績など
Ko-nose Art 実行委員会
昨年の活動:【Ko-nose Art 
Project】子供たちの心のケアと、被災地を明るくするために、被災した村営住宅3棟とそこに残る壁にアーティストと子供たちで絵を描きました。
http://konose.art/

代表:大谷 知広
・Kumamoto BAMBOO LLC 代表
 https://kumabamboo.com/
・元球磨村地域おこし協力隊
大谷さんからのメッセージは以上。
みなさん、ご協力をよろしくお願いします。
                                      (村井 雅清)  

〈〈懲りずにお米を集めています!〉〉
 5月の被災地訪問のお話として、「先日の被災地訪問でご縁があってあるお宅の法要に出席した時のこと。法要が終わってご住職がお話しされた中で、『もうすぐ1年になるのに、未だにお米はありませんか?』と寺に訪ねて来られる被災者がおられます。まだまだなんですね・・・・」」とご紹介したところ、東北の同じ法人から昨年に続き、今年も大量のお米の提供をという嬉しい話がありました。また、お米代として寄付をして下さる方も絶えません。まだまだお米は集め続けたいと思いますのでよろしくお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。

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