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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第94報

本支援レポートNO.85~87でお伝えして来ましたように熊本県は、10月下旬から「豪雨からの復旧・復興及び治水対策のあり方等に対する住民の皆様からの御意見・御提案をお聴きする会」という会を、被災地各地で重ねて来ました。「復旧・復興及び治水対策のあり方等」とありますので、球磨川やその支流などに関する治水対策についての議論も必要でしょう。
 しかし、被災者らでつくる市民団体「7・4球磨川流域豪雨被害・賛同者の会」は10月29日に会見を開き、「国や県、流域12市町村らで進められている治水協議の進め方に苦言を呈し、ダムの議論より被災者の生活再建を優先するように」(人吉新聞、10月30日付)と訴えています。先述した「お聴きする会」の開催にあたって参加者に出したあいさつ文で、知事は「今回いただきました皆様のご意見・ご提案を踏まえ、県としての治水の方向性の考え方を整理し、出来るだけ早く復旧・復興プランを取りまとめて参ります」と記しています。
 これでは、先の市民団体が訴えるダムの議論より生活再建をという声を明らかにかわした内容ではないかと思わざるを得ません。すかさず同知事は、11月11日支流の川辺川へのダム建設を容認するような発言をしています。これでは、ダムありきでの復旧・復興計画だと指摘されるのも当然でしょう。
 2020年11月11日付毎日新聞「記者の目」で平川昌範記者は、「球磨川豪雨検証委員会まとめた報告書には、全134ページもの内容だが、そのうちソフト対策の検証に割いた部分が26ページしかなかったので違和感を覚えた」と指摘しています。明らかにダムありきで進められいることを表わしています。熊本日日新聞11月13日「新生面」は、
 ― 一つのダムで本当に洪水を制御できるのか。「清流を守れ」という声は強い。今回の被害にしても詳しい検証はいまだ不十分だ。被災者の生活再建もままならない中での百八十度の方針転換には違和感が残る

▼思えば川の光景も随分と変わった。水源域は荒れて保水力が低下し、中流では耕作放棄地が目立つ。ダムやせきで土砂が堆積し、開発が間近に迫った下流も危険度が増した。加えて気候変動による豪雨である。川を気難しくさせているのは人の手でもあろうか。―と再考を促しています。

 「球磨川は悪くない。昔から恵みも貰って来た」という住民の声を忘れられない。(村井雅清)

〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 仮設住宅に移られた被災者が、冬物の衣類などを求めて当センターがご支援しているPOSKOに来られます。その時に、最後に申し訳なさそうに「お米はまだありますか?」と聞かれるそうです。もちろんはじめて仮設住宅の暮らしを経験される被災者にとって、美味しいご飯を食べるひとときは、きっと深い感慨に包まれるのだろうと思います。「たかがお米・・・・」かも知れませんが、ほんとうに元気をもたらしているようです。今後もまだまだお米を届けますので、ご協力をお願い致します。東日本大震災後に出会った東北のある農事組合から2度目の100㎏の玄米を寄贈して下さいました。一方で今年は新型コロナウィルス感染症の影響なのか、米あまり現象が起き、次年度は生産制限をするようなニュースも出ています。
 お百姓さんの事情も理解できますが、是非今困っている被災地に少しでいいですからお米を送って下さい。よろしくお願い致します。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。

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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第93報

八代市坂本町に入っている増島からレポートがきましたので紹介します。 

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  八代市坂本町で活動中のコミサポひろしまのみなさんと合流して前回から継続しているお宅に訪問しました。水害から4か月経って、自宅の再建をされている方がいます。当初は泥だらけの家をみて再建をあきらめた人もいますが、ボランティアの手によって、泥を出し、家財を搬出し、カビだらけの床や壁を剥がし、柱や床の根太材などのビスや釘を抜いて、こびりついた泥を拭いて、消毒をして、きれいになっていく家を見ているうちに希望が出てきたと、再建する人もいます。
 今回訪れたお宅もすでに大工さんが入り、みるみる家が出来上がっていきます。躯体をきれいに磨いて残しているので、大工さんは床や壁をすぐに張ることができます。住民さんも「ボランティアのみなさんが、きれいにしてくれたお陰で早く工事ができて助かります」と言ってくれました。 それでも家屋のすべては再建できないので、家の水回りがあるほうだけを再建しています。残りはぼちぼち再建していくそうです。被災者生活再建支援法では、家族がいれば満額のお金をもらえるのですが、単身世帯になると4分の3しかもらえません。ここにも制度に対する疑問を感じます。
 被災者も、家屋の建設資金から、最低限度の家財道具や生活用品などを一から揃えていかなくてはならないので大変です。制度的にももっと充実した制度を求めていきたいです。
 それでもボランティアの地道な活動で、「最初に家を見たときは、あきらめたけど、皆さんが来てくれて、ふわーっと希望が出てきました」と、いまはもうお家に数日寝泊まりしています。
 昨日は、POSKO支援をしている人吉の方のご縁でキッチンを頂き、コミサポのみなさんが設置してくれました。被災地から被災地へのリレーがここにもありました。みなさんからのお米もお届けしました。そして、このかけがえのないお父さんの笑顔が私たちのエネルギーの源です!みなさまのご支援、ほんとうに感謝しています。 (増島智子)
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〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 仮設住宅に移られた被災者が、冬物の衣類などを求めて当センターがご支援しているPOSKOに来られます。その時に、最後に申し訳なさそうに「お米はまだありますか?」と聞かれるそうです。もちろんはじめて仮設住宅の暮らしを経験される被災者にとって、美味しいご飯を食べるひとときは、きっと深い感慨に包まれるのだろうと思います。「たかがお米・・・・」かも知れませんが、ほんとうに元気をもたらしているようです。今後もまだまだお米を届けますので、ご協力をお願い致します。東日本大震災後に出会った東北のある農事組合から2度目の100㎏の玄米を寄贈して下さいました。一方で今年は新型コロナウィルス感染症の影響なのか、米あまり現象が起き、次年度は生産制限をするようなニュースも出ています。
 お百姓さんの事情も理解できますが、是非今困っている被災地に少しでいいですからお米を送って下さい。よろしくお願い致します。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
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・郵便振替
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・銀行振込
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 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。

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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第92報

昨日に続いて、水俣の谷さんからの現地報告PART・2を配信します。(村井雅清)

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ご支援をいただいている皆様へ11月8日―PART・2

 さて、仮設でも聞き取りをさせていただいた方々の被災現場を訪門し、被災状況を確認させていただきながら、今後の復興をどう考えていくか?一緒に考えていきたいと考えています。

芦北町の被災地の状況は様々で、その地区にあった対応が必要かと思います。佐敷川流域地区、土砂崩れ災害被災地、球磨川流域地区など被害の形態も様々です。特に球磨川流域は壊滅的被害を受けた集落もあり、八代や親せきやうちなどに避難し、役場もまだ住民と連絡がいる状況です。住民の人たちが良く口にするのは、手続きがたくさんあり、証明書類をそろえるのが大変で、もうちょっと何とかならんのだろうか?
すべての手続きは本人申請主義ですから、罹災証明に始まり、被災住宅解体、なりわい支援、各種免税手続きなど、ワンストップサービスができないか?今後の課題です。

また、芦北町に隣接する球磨村神瀬地区には7月中旬から定期的に通いながら、カンパや支援物資を届けたりしていますが、9月からは毎週土曜日に「こうのせ再生委員会」が開催されて、住民たちの意見交流の場が作られ、数回参加させていただいています。道路や河川の修復、水道、電気の修復、住宅再建について、公民館や公共施設の修復、交通機関の確保など多岐にわたる要望をまとめ、村役場や熊本県への要望をまとめると共にボランティアの協力を得ながら、活動に取り組んでいます。また、11月末には熊本地震の被災地・西原村を訪問し、被災地の復興の糸口を考えようと見学ツアーを計画しています。
発災当初は泥に埋もれ、ほとんど住民も見られない村となっていましたが、支援の重機ボランティアの活動や住民の方々も200所帯中、30所帯ぐらいが戻り、復旧活動に取り組んでいます。昨日は熊本の蓮華院ボランティア会や熊本学園大学のボランティアの参加もあり、泥出し作業も少しずつ進んでいます。
住民の暮らしの再建を目指して、一歩一歩歩んでいる活動がそこにあります。
多くの被災地が神瀬地区のように住民同士が議論し、どのような復興を考えるのか?どのように住宅や暮らしを再建するのか?見守りながら活動を継続したいと思います。

NPO法人水俣病協働センター  水俣病被害者互助会 谷洋一
熊本県水俣市南福寺108 水俣ほたるの家気付 TEL/FAX 0966-63-8779
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〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 まだ避難所生活をされている方もおられますが、被災地では今後の復興ビジョンづくりのための動きが活発になっています。こうして、被災者の復興への足音が聞こえてくる段階に入ってきたように感じます。全国から送られてくるおいしいお米を味わいながら、じっくりと将来のことを考えて下さることを切に願います。まだまだお米は喜ばれます。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思いますので、少しでもいいですからお米を提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
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 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。

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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第91報

本支援ニュースで何度も紹介して来ました水俣の谷さんから久しぶりに現地報告が届きました。長いので2回にわけて配信します。ご容赦下さい。(村井雅清)

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 ご支援をいただいている皆様へ11月8日―PART・1
7月4日の豪雨から4か月が経ちました。今も、週1~2回仮設住宅や被災地の現場、熊本県の振興局や役場などを訪問しながら、支援物資を届けたり、様々な要望の聞き取り等を続けています。被災地の状況、ご家族の状況も様々ですが、いくつか報告します。まず、私の地元の津奈木町では10件の仮設住宅が建設されていますが、7軒は住宅の被害はないもののみかん山などに亀裂があり、長期避難を余儀なくされています。この長期避難は芦北町でも90戸ほどがあり、多くは罹災証明もなく、基本的な支援の枠組みから外れてしまいます。多くは大きながけ崩れ・土砂災害の周辺地域などで、補修工事がいつ頃、始まり、いつ完了するかの情報もなく、生活設計が全くできない状況です。

この件については役場の災害担当者や地域振興局の土木部などに通い、情報提供を求めていますが、年内に調査を完了し、予算措置を国などに要望、その後地域説明会をするとのことですので、住民の方にお伝えしています。
この問題は球磨川流域や佐敷川流域も復興基本計画が決まらないとどう暮らしを再建するのか?も決まらず、その時、住民の意見はどのように反映されるのか?コロナ禍の状況の中で話し合いの場がほとんど持たれていないのが現状です。芦北町では女島地区に仮設住宅が60戸建設され、9月中旬から入居が始まり、週1~2回訪問しながら、支援物資を届けたり、困りごとの相談に対応しています。
主なケースはテレビのアンテナ接続のコンセントがない。(工事関係者に連絡、接続コードを設置)、つかまれる手すりが必要(役場に連絡、手すり設置済み)、電子レンジがほしい。(女島仮設は電子レンジと加湿器の選択制、電子レンジを調達しお届けしました。)、呼び出しブザーが夜や朝なって出ても誰もいないので不安である。(関係者に確認したところ同じ周波数のブザーで反応することがあるとのことで、改善を要望)、換気扇のスイッチが高く手が届かない。(未解決)ベッドを置くスペースがない。(狭い)などの施設面での要望がありました。家財道具や家電など多くの方が水害や土砂崩れや水害で失われており、新品を購入したり、親せきや友人からもらったりした方もいますが、やはり、年金生活などでお金はなく、これからがとても不安との声が多いです。この間、こたつや毛布、タオル、食料品などをお届けしています。

この間、秋田からお米、石巻・女川のお菓子、鯖缶など、名古屋からお互い様助け合いセット、ウィンドブレーカー、神戸からお米、まけないぞうタオル、化粧品など様々な支援物資を送っていただいているので、それらをお配りしながら、聞き取りをしています。また、いただいたカンパを有効に使い、必要な物資をお届けしていきたいと思います。だんだん仲良くなり、「寄っていかんね!」と声をかけていただいてる方も少しずつ増えています。
ただ、昼間は仕事や自宅の修復で留守にされている方も多く、ようやく、半数の方々とお話ができるようになっています。昨日は、仮設住民支援活動として熊本の居酒屋さんのグループが屋台村など出張居酒屋を開催、たくさんの仮設の住民が参加して、にぎやかな集いが開かれ、カラオケなどで盛り上がっていました。多くの見知った顔の住民に笑顔が見られました。
  NPO法人水俣病協働センター  水俣病被害者互助会 谷洋一
  熊本県水俣市南福寺108 水俣ほたるの家気付 TEL/FAX 0966-63-8779
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〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 まだ避難所生活をされている方もおられますが、被災地では今後の復興ビジョンづくりのための動きが活発になっています。こうして、被災者の復興への足音が聞こえてくる段階に入ってきたように感じます。全国から送られてくるおいしいお米を味わいながら、じっくりと将来のことを考えて下さることを切に願います。まだまだお米は喜ばれます。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思いますので、少しでもいいですからお米を提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第90報

九州水害発生から4ヶ月が経ちました。被災地では、避難所が解消されつつありますが、自宅の再建が始まった人、いつになるかわからない大工さんを待つ人、自宅の再建をあきらめた人、どうしようかと悩んでいる人、それぞれの悩みは尽きません。
 読売新聞(11月3日付)では、「甚大な被害が出た熊本県では、人吉市など7市町村で10月末までに仮設住宅の予定戸数(808戸)の約9割が完成した。」と報じています。そして、球磨村、八代市、芦北町などでは、10月いっぱいで避難所が閉鎖されましたが、同紙では「人吉市では141世帯239人(10月30日現在)が避難所に身を寄せるが、年内に閉鎖される予定。」と伝えています。他にもみなし仮設や親戚などに避難生活を余儀なくされている人もいます。

 先日当センターで人吉市のPOSKO支援をしているところにお米を届けに行くと、物資を取りに来た女性が、「この3ヶ月間は片付けに追われ、ズボンしか履いていなかったので、スカートをはきたくてスカートを買いました。それに合う服がないかなと洋服を探しにきました。」という話をされていました。被災直後はみなさん着の身着のまま、お化粧道具すらなく、必死でした。時間が経つにつれ、お化粧をしたり、おしゃれに気をつかう心の余裕が出てきたようです。避難所ではできなかった料理ができるようになったり、当たり前にしていたことを少しずつではありますが、取り戻していく過程が、被災者の人たちの心を和ませていきます。
 球磨村の渡・峯地区長の大原さんもお米やくまもと生協さんからの支援物資を手に熱心に仮設に入居されている方を訪問されていました。中には小学生の頃の恩師がいて、久しぶりの再会に笑みがこぼれます。
 また先日、神瀬で行われた「神瀬の集い」では、被災地の隙間の道路を利用して、子どもたちが笑顔で思いっきり走り回っていました。神瀬マダム(被災住民の女性グループ)は、思い思いに腕を振るっておいしい料理を提供していました。
 コロナ禍により4か月経ってようやく、それぞれの道を歩み始めようとしています。(増島智子)

〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 まだ避難所生活をされている方もおられますが、被災地では今後の復興ビジョンづくりのための動きが活発になっています。こうして、被災者の復興への足音が聞こえてくる段階に入ってきたように感じます。全国から送られてくるおいしいお米を味わいながら、じっくりと将来のことを考えて下さることを切に願います。まだまだお米は喜ばれます。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思いますので、少しでもいいですからお米を提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
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(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第89報

お米は不思議な力を生みだす魔法のよう!!
 全国のみなさまから被災地へと、お米を頂いています。実は、原則当NGOは災害後の支援活動として救援物資を集めて被災地に送るという支援はほとんどしません。それは、救援物資が二次災害にもなるという事例が過去にもあり、海外の支援でも医薬品などの緊急に必要な物資が一時的に送れなくなるという事態になったからです。以後、「できればお金を寄付して下さい。お金ならば被災現地で物資を調達し、提供することで被災地の経済再建にも少しでも役に立つからです。」と寄付を求めていました。
 しかし、今回お米が喜ばれるということからみなさまにご協力を頂き、救援物資として集めることにしました。丁度、先日10月24日付け毎日新聞「余録」に以下のような内容が紹介されておりました。是非、ご一読下されば光栄です。

―この秋とれた新米を今年米ともいう。「病む母の粥(かゆ)にまづ炊く今年米/根岸善雄(ねぎし・よしお)」。句の作者の心のどこかには、コメには邪気を払い、人を元気づける霊力があると考えた昔の人の思いが生きていたのだろう。民俗学者の柳田国男(やなぎた・くにお)によれば、昔は重病の人の耳元でコメ粒入りの竹筒を振って音を聞かせる「振り米」の習俗があったという。コメの霊力による回復を願ったのだが、やがて「振り米までしたのに定命だ」とのみとりの儀式となる。またコメがハレの日の食物だった昔、火災や水害など凶事の際もコメが食べられたという。人の元気をよみがえらせる力が期待されたのだ。ならばコロナ禍の今こそコメの霊力の出番と思いきや、その需要の落ち込みが激しいという。(以下省略)―

 私はこの余録を拝見して、目から鱗というかお米ってこんな力があるんだ!と感激しました。そういえば小さい頃親から「ご飯粒を残すな!お百姓さんが苦労して作ってくれたことを忘れるな!」とよく怒られたことを思い出します。
 こうして考えて見ると、やはりお米は「霊力」でもあり、「元気づける力」「よみがえらせる力」ということを実感します。
 海外からも含めてこの間ご協力を頂いたみなさまは、「送るなら、やはりおいしいお米を送ろう!」ということで実に多彩な銘柄や有機米の数々を送って下さいます。また農事組合の方からも直接送られてきます。それは「きっとここのお米を召し上がって下さい!有機なので安心だし、ほんとうにおいしい自慢のお米です。」という霊力?を感じます。
 加えて、お米を買いに行く時間がないという方々は、「些少ですが、役立ててください。とご寄付を下さいます。お米はほんとうに不思議な力を生み出すようです。心から感謝を申し上げます。でもまだまだです。これからもご協力をお願いします。

〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 まだ避難所生活をされている方もおられますが、被災地では今後の復興ビジョンづくりのための動きが活発になっています。こうして、被災者の復興への足音が聞こえてくる段階に入ってきたように感じます。全国から送られてくるおいしいお米を味わいながら、じっくりと将来のことを考えて下さることを切に願います。まだまだお米は喜ばれます。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思いますので、少しでもいいですからお米を提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第88報

現在、熊本県の被災地では市町村や県などから住民から意見を聴く会が頻繁に開催されています。球磨村についた初日には、渡地区の峰・島田大原区長さんとともに熊本県主催の「住民の皆様の御意見・ご提案をお聴きする会」に参加させてもらいました。

本レポートNO・86でも説明していますが、県からの説明によると、これまでの治水対策の継続や補強する場合の効果について、約4割ほど被害を減らすことができるということと、川辺ダムを造った場合には約60%ほど被害が減らせるとのこと。

被災住民からは「ダムありきの議論は拙速」だという意見が相次いでいます。住民の意見として、「ダムの話の前に、生活の再建にかかわる住居や道路、福祉施設、学校などのインフラを先に整備してほしい」、「子どもの頃はもっと球磨川は川底が深く、きれいな砂地だったのに、いまはどろどろの泥でダムにより川の流れが止まった」、「最近は水位計が正確に作動せず、以前より川底に土砂が溜まっているので、河床掘削をしたり、弱くなった堤防を改修してほしい」、「築堤の用地交渉に来た行政の人が『これで安心だ』と言われたのに堤防を越えてしまった住民が納得のいくように考えて欲しい」、「自然の前では人間の力は無力だ。次世代の引き継ぐ子どもたちの意見を聴く場を設けて欲しい」、「山が荒れ、土砂流れ出し、大木が流入した。治山を公的に守れないか」などの意見が多く、誰一人球磨川を悪く言う人はいませんでした。中には「これまで球磨川の恩恵を受けてきて、一度の災害その恩恵をなくすのは耐えられない」という意見もありました。

東日本大震災の被災地でも、現在三陸沿岸地域には要塞のような防潮堤が各地に建設されています。住民からは「こんなはずじゃなかった。海が見えなくなってしまった」「またつなみが来たらきっとまた超えてくる」など、湾口防波堤ができたことで漁師さんからは「潮の流れが変わり、貝などが不漁になった」という声をよく聴きます。 球磨川、川辺川などの川とともに暮らしてきた人、三陸沿岸で海とともに暮らしてきた人たちに共通することは、どんなに災害で傷ついても、自然と共生していくことの大切さと川や海を悪く言う人はいないということです。その恩恵にみなさん感謝しています。

このような住民の意見を聴く会は、災害から4か月近く経ってやっと始まったばかりです。もっと時間をかけて丁寧に住民の意見を聴くことが安心・安全まちづくりにつながると確信します。これまでの被災地の事例からも学ぶことはたくさんあります。同じ失敗はしてほしくありません。自然をこれ以上壊してほしくありません。

東日本大震災の被災者の人から「いまは大変なときかもしれないけれど、あきらめずにがんばって声を上げ続けて欲しい。私たちもわからないことは、行政の人にずっと聞き続けていました。」と球磨川流域のみなさんにエールを頂きました。全国のみなさんが実際に被災地にこれなくても、心を寄せくれています。(増島智子)           

〈〈まだまだお米を集めています!〉〉 

みなし仮設住宅を含め、ぼちぼち仮設住宅に移行し、また家族や親戚のお家に避難されている方が増えてくる中で、お米は本当に喜ばれています。また直後は水、電気、ガスというライフラインが途絶され、不自由な在宅避難をされていた被災者もライフラインが復活し在宅で調理をしたりされますのでお米は欠かせない食料になっています。先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思いますので、少しでもいいですからお米を提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。

【送り先】〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701「被災地NGO恊働センター」まで

(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。

・Yahooからも募金ができるようになりました!! https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/

・クレジットカードでも寄付ができます。 https://congrant.com/project/ngokobe/605

・郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター

・銀行振込 ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。

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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第87報

昨日に続いて、「豪雨からの復旧・復興及び治水対策のあり方等に対する住民の皆様からの御意見・御提案をお聴きする会」で出された参加者の意見や思いをお伝えします。

〇ラフティングを始めて11年目。球磨川と川辺川ではこの間、土砂が溜まっている印象。西瀬橋のボーリングのお手伝いをしたとき、3mあたりでも土砂、8m掘っても岩盤にたどり着かないので、ダムありきではなく、そちらの掘削もするべき。川が仕事場。川辺ダムができて水量が減れば、水の事故も増える。ラフティングは観光資源の一つなので、水量が減ると観光にも影響がでる。50年、100年先のことを考えて、ダムがなくても変わらないということになればどうなるんだろう。山と川の2大柱で考えてほしい。

〇ダムの話の前に球磨村の人が安心して、人が住める地域を作ってほしい。人間の勝手な思い込みをこの災害で反省した。堤防が、市房ダムが、避難所があってもなくても備え行くことが大事だと痛感した。

〇千寿園の近くにあった自宅と、一勝地の職場、人吉の実家の3つを一度になくした。これまでも球磨川を悪く言う人はいない。これからも川のそばで暮らしたい。治水対策(堤防など)が進んで、川と離れた生活になってしまった。自然の前では人は無力だ。

このように、想像を絶するような被害を受けたにもかかわらず、ダムありきではなく「球磨川と共に」という声があることが印象的でした。しかも、いわゆる総合治水としての基本的な考え方やあり方について、しっかりと考えておられるのではないでしょうか。

〇2008年蒲島県知事のダムによらない治水対策を決断したことは正解だったと思う。ダムの建設には反対。ダムができたことで被害が減るとは限らない。
という声もあったようです。そういえば2006年頃には国土交通省による河川行政における治水対策が変わってきたと言える。乱暴かも知れないが「川は溢れるものだ!」という前提をもとに、流域コミュニティ全体で総合治水を考えて行くという取り組みをもう一度しっかりと考えることが必要ではないかと思います。

発災後、地元メディアに「球磨川が悪いのではない。暴れ川というのも止めて欲しい。昔から球磨川による自然の恵みも頂いてきた。」と言われた古老のメッセージが忘れらない。
「今回の災害を他人事と思わず、真剣に向き合うときがきています。」という声も少なくありません。忘れてはならないのは災害からの復興を見据えた時に、将来を生きる子どもたちに“負の連鎖”を遺すことだけは避けなければならないでしょう。(村井雅清)  

〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 みなし仮設住宅を含め、ぼちぼち仮設住宅に移行し、また家族や親戚のお家に避難されている方が増えてくる中で、お米は本当に喜ばれています。また直後は水、電気、ガスというライフラインが途絶され、不自由な在宅避難をされていた被災者もライフラインが復活し在宅で調理をしたりされますのでお米は欠かせない食料になっています。
先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思いますので、少しでもいいですからお米を提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第86報

昨日の本レポート第85報で、被災地の各地で本格的に復興計画策定のための懇談会などを重ねていることをお伝えしました。他方、熊本県主催「「令和2年7月豪雨からの復旧・復興及び治水対策のあり方等に対する住民の皆様からの御意見・御提案をお聴きする会」が、10月22日から23日まで球磨村役場や神瀬地区多目的集会施設および山江村などでも、まさに分刻みで、目まぐるしく「お聴きする会」が開かれています。今日24日も球磨村主催で開かれています。昨日のレポートで、「可能な限り丁寧に、じっくりと被災者の話を聴いて」と書きましたが、今回のお聴きする会が丁寧なのか、じっくりなのか分かりませんが、被災者や住民に周知徹底されていないようで、急遽、この情報を知った住民が県に問い合わせて参加を許可されたというケースもあり、参加者も少ないとのことです。「お聴きする会」と言っているだけに残念です。昨日の会に、ちょうど現地入りしている増島からメモが届きましたので、参加者の声の一部をお伝えしたいと思います。

 開会にあたって県の説明に「これまでの治水対策の結果、一定の水位低減効果はあったと推測されるが、堤防高を大きく上回る洪水のため広範囲に浸水した。堤防のかさ上げや河道掘削、遊水池、宅地かさ上げなどの治水対策を継続したとしても被害は38%程度減らすことができる。川辺ダムを造った場合は、60%程度被害を減らすことができる。・・・・・」と始まったようで、知事は「ダムありき」というニュアンスで説明をされているように思います。熊本日日新聞によると、これまで知事は「ダムありき」で発言していることにお詫びをされたと報じていましたが゙・・・・、さて参加者の意見を聴かれて最終的にどのような判断をされるのか、目を離せない状況のようです。参加者のお一人は、次のように訴えられたようです。

 ―球磨川はとってもきれいな川だった。ただただきれいで・・・。子どもと遊ぶ場所で、川があったからこそ都会から帰ってきた。今は被災した人に物資を届けています。その中でも誰一人として、ダムを造ってほしいという人はいない。みんな造ってほしくないと言う。何度も被災しているけれど、それでも川の恩恵を受けてきた。一度の災害でダムを造って、その恩恵をなくすのは耐えられません。川のよさを崩してほしくない。この会議に参加する予約をするときに、どこで知ったのか聞かれ、被災者限定にしていることに疑問を感じる。いろんな立場の意見をくみとってほしい。ダムより先に私たちの生活の再建を先にしてほしい。コロナによりボランティアを県内限定にしたことで、復旧が遅れている。なので、復興に時間がかかり、地元の人がやらざるを得なくなって負担が大きい。
 在宅避難者の中には、カビだらけの家にテント暮らしをしている人がいて、せき込んでいる。また別の人は、体調を崩してうつになっている人もいる。被災者本人は発信が難しいので、代弁させて頂いた。治水対策よりもみなさんの安全と安心を考えてほしい―と。

 災害に遭遇することで、これまでの暮らし方、生き方を見直し、より暮らしがいのある社会を求めるのはあたりまえのことです。それは、こうした会議の在り方も含めて、多様な人の意見を聴くということが最も大切なことではないでしょうか?25年前に、阪神・淡路大震災を経験し、あの時にやはり同じように考えたものです。
 先日来、日本学術会議絡みの問題で連日報道機関はこの問題を取り上げています。先日22日の朝日新聞『科学季評 全体主義への階段上るな』というコーナーで、同会議前会長の山極寿一さんが書いています。「歴史学者ユヴアル・ノア・ハラリは、民主主義国家は非常時に崩壊すると警笛を鳴らす。新型コロナウィルスのような危機こそ、民主主義が損なわれる危険が増す。」と菅首相に警告しています。7月4日から、被災地では水害とコロナとが複合災害として襲ってきた非常時です。是非、多様な一人ひとりの意見に耳を傾け、今後の被災地再建を考えて欲しいと切に願います。(村井雅清)  

〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 みなし仮設住宅を含め、ぼちぼち仮設住宅に移行し、また家族や親戚のお家に避難されている方が増えてくる中で、お米は本当に喜ばれています。また直後は水、電気、ガスというライフラインが途絶され、不自由な在宅避難をされていた被災者もライフラインが復活し在宅で調理をしたりされますのでお米は欠かせない食料になっています。
先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思いますので、少しでもいいですからお米を提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
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・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。

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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第85報

2020年7月豪雨災害で甚大な被害を受けた人吉市、八代市、球磨村、芦北町などは、いよいよ本格的に復興計画策定のための懇談会などを重ねているようです。拙速に決めなければならないこともあるのでしょうが、やはり被災者は期限を決められても、なかなか判断に迷う方も少なくないでしょうから、可能な限り丁寧に、じっくりと被災者の話を聴いて、計画に反映して欲しいものです。日本はものごとを決めるときには、多数決で決めることが当たり前のようになつているようで、一人ひとりの意見を聴いた上でまとめるということをしません。「一人ひとりの意見を聞いていたら切りがない!」「時間がないので、ある程度議論をしたら、多数決で決めるもんだ!」という慣習に倣うものです。しかし、案外徹底して議論をし、会を重ねると決まるものです。最後は多数決になるかも知れませんが、そこに至るプロセスが大事なことです。いうまでもなく、大規模災害後の復興計画は、当然被災者の声が十分に反映されなければならないものです。
 球磨村でのアンケートでは、9割の人が「元に戻って住みたい」と切望しているというデータも出ています。元に戻ると言ってもいろいろな方策が考えられるので、過去の被災地の事例をも参考にしながら、また思い切った施策を講じることも首長には求められているのではないでしょうか。

 地球温暖化による気候変動による災害の規模は、年々甚大になっているような気がします。とすればこれまでのような対策だけでは防ぎようがないという厳しい現実も突き付けられています。自然と向き合うことを根底に、根本的に考え直すということにチャレンジして欲しいものです。
 さて、当センターのスタッフ増島智子が、今日から被災地に入っています。また被災地レポートが送られてきますが、引きつづきご支援をよろしくお願い致します。お米も引き続き集めますのでご協力をよろしくお願い致します。(村井雅清)

〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 みなし仮設住宅を含め、ぼちぼち仮設住宅に移行し、また家族や親戚のお家に避難されている方が増えてくる中で、お米は本当に喜ばれています。また直後は水、電気、ガスというライフラインが途絶され、不自由な在宅避難をされていた被災者もライフラインが復活し在宅で調理をしたりされますのでお米は欠かせない食料になっています。
先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思いますので、少しでもいいですからお米を提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。
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(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
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