2021年8月豪雨(仮称)支援レポートー23

武雄市で一般社団法人おもやいのサポートに入っています。
先日、被災した家の被害認定調査の再調査に立ち会いをさせていただきました。
床板を剥がす作業や、カビ取りの作業を進めながらの中での調査でした。
家にお住まいのお母さんだけでは、市役所が来ても何を行っているかわからず不安だから立ち会って欲しいということで、お伺いしました。

2年前の水害の際には、大規模半壊の判定だったそうですが、今回の水害では中規模半壊の判定になったそうで、判定が変わってしまった理由を聞きたいと市役所に申し出たところ、再調査になったとのことでした。

今回の水害では、内水氾濫に近いような形で外圧による被害が少ない家が多く、被害認定調査も点数計算をして算出されています。外観の調査やぱっと見では被害の実態がわかりづらく、家の内部までしっかりと見て調査してもらうことで、お住まいの方も納得されたようです。

「2年前に被害を受けた時に、無理を言ってキッチンなんかをきれいにやりかえたんだけど、それも全部ダメになって。だから、今回はなるべく使えるものは使おうと思ってしまったのがいかんやったね。カビがたくさん生えてきてしまったもんね」
「いますぐこの家に住まんでも大丈夫ばってん、ご近所に迷惑かけるかもしれんと思ったらほっておけんでしょ。早くおもやいさんに相談ばしよったらよかったけど・・・」
「今日はおってもらってよかった。市役所の説明も自分ひとりじゃわからんからね」

2年間で二度の被災によって、精神的にも経済的にも被災者に大きな負担がかかっています。制度や仕組みもフル活用して、再建に向かうことが必要なのですが、どうしても複雑な仕組みでわかりづらく、使いにくい。あるいは、補助が十分ではなく、それだけでは再建が難しいという被災者が数多くいらっしゃいます。

それぞれの災害と地域の実情に合わせて、制度や仕組みも柔軟に組み替えていく必要があるということを、被災された方のお話を聞くと強く感じます。(頼政良太)

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です