昨日26日、引き続き災害NGO結の西谷さんとイタリア人の方のすまいに環境整備と安否確認のために訪問したところ、返事がなくたまたまお部屋の鍵が開いていたので、お家のなかに入るとお亡くなりになっていました。
すぐに救急車を呼んで、救急の指示のもと心臓マッサージをしましたが、時すでに遅し。その後警察が来て、対応させてもらいました。
そもそもコミサポひろしまの増田さんが、訪問活動の中で気にかけていた被災者でした。暮らしの再建に向けて、関係団体のみんなが関わらせてもらったのに、こんな結果になってしまい、関係者一同ショックを隠しきれません。
最後の一人を助けることができずにほんとうに残念です。もう少し何かできたのかも…と考えると辛く、言葉にならない想いが込み上げてきます。
亡くなられたお顔が目に焼き付いて離れません。活動の難しさをあらためて痛感しています。
この方のいのちを無駄にしないためにも、災害よる関連死としての事実があったことをみなさんに知ってもらいたいです。でも、いまの制度上では、身内の方がいないので、「弔慰金」を受けとる方がいないと言う理由だけで「災害関連死」としては、認めてもらえません。現在の法律上は認められませんが、私たちボランティア一同「災害関連死」と受け止めています。
異国の地で、こんな風に亡くなれた彼に心から哀悼の意を表します。安らかにお眠りください。飼っていたねこちゃんは、幸いにもアパートのオーナーさんに引き取られていきました。(増島 智子)
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