山口県美祢市での活動を終え16日の夕方に移動し、17日に福岡県市に久留米に入りました。
山口県での最終日の活動は前日からの継続案件と新規案件の泥だしでした。新規案件は10畳2間と8畳2間の泥だしでした。当センターもお世話になっている真如苑のボランティアチームSeRVのみなさん、県外から名古屋、大阪、広島などからも参加されていました。みなさん手際もよく、午前中で泥出しが終了しました。
もう一軒は、初日からの継続案件で、床下の泥出しを前日からのメンバーでさせもらいました。一人の方は、2014年の広島土砂災害で出会ったボランティアの人もいたり、2018年の西日本豪雨でも地元が被災しその恩送りとしてボランティアに参加されている方も何人かいました。
みなさん慣れた手付きで、テキパキと作業が進みました。
17日は、青空が広がり厳しい暑さとなりました。福岡県久留米市田主丸では、コミサポひろしまや災害NGO結のメンバーがすでに活動をはじめていました。コミサポひろしまのメンバー毛利さんの家が床下浸水の被害に遭い、全国から仲間が応援にかけつけていました。私も毛利さんには現場で大変お世話になりましたが、毛利さんの人柄に救われた人たちがこんなに「田主丸」に集まってきているんだなと感じましたさん、昨年の静岡県の水害の被災地に毛利さんと一緒に活動に入らせてもらったお宅からもすぐに毛利さんを心配する声を頂き、ご寄付をお預かりしお届けしました。各地で頻発する災害で恩送りが行われています。今回訪れた山口県、ここ福岡県でも被災地から被災地へバトンが繋がれたいました。
また、当センターが阪神・淡路大震災の時に福岡からボランティアに参加したメンバーの子ども(小学6年生)がお手伝いしてくれました。彼ははじめての水害ボランティアで、暑さと水浸しになった家財から匂う“独特な臭い”に戸惑いながらも「何かやることないですか?」と率先して声を出しながら活動してくれました。阪神・淡路大震災の時にも長野県から一人で活動に参加していた子どものことを思い出しました。私が所属して「ちびくろ救援ぐるうぷ」は、全国から半日活動できれば、誰でも参加できました。老若男女問わずほんとに十人十色で「なんでもありや!」で初心者ボランティアが活動していました
今回他のボラティア仲間にもお子さんを連れてくる人たちもいて、次の世代にもバトンが繋がれているんだなとうれしくなりました。子どもたちが自由に個性を生かしながら「なんでもありや!」で活動できることが楽しみで仕方ありません。
この日の活動内容は追って報告させて頂きます。(増島 智子)
※私たちの活動は、日本財団「災害発生前後の初動期に関する支援活動」助成のご協力を頂いています。
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