令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.28

地震から1ヶ月が経ちました。いまだ、被災地では、断水が続き、災害救助法によるお弁当は届いていません。避難住民やボランティアによる炊き出しにも疲労の色が濃くなり、カップラーメンやレトルト食品ですませている避難所もあります。中には下水が壊れているために、カップラーメンの汁を飲み干したり、お湯を少なめにして食べるなどしている避難者もいるそうです。

 そんな中、先日静岡県に本拠地を置く「はままつna net」のみなさんがラーメンの炊き出しにきてくれました。一昨年、静岡で発生した台風15号の水害でもお世話になりました。

 ラーメンを提供してくれたのは、その地元のラーメン店の2店舗がコラボした、スペシャルラーメンでした。その提供してくださった方も被災経験があり、被災したときに炊き出しで食べたラーメンの味が忘れられなかったそうです。そしてまた、こうして被災地にわざわざ足を運んで、被災者に記憶に残る味を届けてくれています。

 柚子を聞かせたメンマや”浜松コーチン”の鳥チャーシューなど、能登半島のみなさんもお代わりをするほど美味しいと舌鼓を打っていました。

 また当センターの拠点整備も少しずつ進んでいます。ローテーションを組んで佐賀県からサポートを続けてくれている(一社)おもいやのメンバーが物資配布の場所を整備してくれました。

 被災者の人たちも、少しずつですが、物資を取りにきてくれています。特に在宅避難者の方には、物資が届きにくく、きた人たちは、「こんなにもらっていいんですか?いろんなものがあるし、避難所には取りに行きにくいので、助かります!」と好評です!

 お子さん連れのお母さんも来てくれました。急遽子どもたちのためにベビー用品を扱う「ピジョン」様から物資を提供して頂きました。子どもたちはたくさんの笑顔を私たちに届けてくれました!

 そして、奥能登で活動する金沢市や小松市など地元の団体のみなさんが物資を取りにきてくれました!

  たくさんの支え合いから 生まれたこのラーメンや物資がここ能登半島の被災地に届けられています。みなさん本当にありがとうございます!引き続きご支援よろしくお願いします。

*私たちの活動は、日本財団「災害発生前後の初動期に関する支援活動」助成を頂き活動しています。

*私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。https://www.civic-force.org/info/activities/earthquake202401/20240130.html

■活動支援金のご協力をお願い致します。
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 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島地震」と記入して下さい


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