「やさしや足湯隊ニュース」No.5
やさしや足湯隊では、ボランティア活動後に参加メンバーから感想をいただいています。本ニュースでは、これまで足湯隊に参加した様々なボランティアの視点から見た能登を発信しています。
今回は第一次足湯隊(2/19~2/22)に参加された冨森さん(関西学院大学1年)です。
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今回、2月19日から2月22日まで石川県で足湯がメインのボランティア活動を行った。ボランティア活動自体が今回初めてだったので行く前は緊張したが、いざ現地に着いて積極性をもって行動するうちに緊張はなくなり、やりがいをかんじていた。なにごとにも積極的にまわりをみて行動することは大切なことであり、この積極的に周りに気を配って次何をしたらスムーズになるか、人の役に立てるかを自分なりに考えそれを行動に移す力を今回のボランティア活動を通して習得することができた。これは今後の人生にも役立つ力だと思うので、活かしていきたい。
また、石川県の能登地震で被害を受けた方たちやボランティアスタッフとお会いするたびに大きな声で元気よく挨拶をした。これも当たり前のことだが、大切なことだと思うので継続していく。前々から、ニュースなどで地震により家が壊れているのを目にすることがあったが、実際に輪島市や七尾市に行って家が倒壊しているのを目でみて被害の大きさをより実感し、被害を受けた方たちの気持ちをより感じて悲しくなった。しかしその気持ちからその石川県にボランティア活動として訪れている間に少しでもその方たちの気持ちや想いに寄り添った行動をとり、すこしでも温かい気持ちを届け、貢献できるように4日間頑張った。
メインでおこなった足湯では、実際に被害を受けた方たちが物資を調達するために集会所に訪れた方たちに足湯の勧誘を行い、そして足湯をした。その方たちのお好みの温度に水の温度を調節し、足をその水の入った容器につけてもらい、約15分間左右両方の手を一生懸命さすった。「気持ちよかった。これからも頑張って長生きする」と言ってくださった時は僕は今までに感じたことのないくらいの嬉しさと貢献した自分をほめる気持ちで胸がいっぱいになった。足湯の15分間でもしっかりコミュニケーションをすることを意識した。被害を受けた方たちの気持ちを配慮して、1月1日にどんな被害を受けたのか、今はどんな暮らしをしているのかを実際にきくことができた。やはり家が壊れ、食べるものもあまりなく、物資にたより、お風呂に入ることもできず、いまだ断水が続いているという方もいられた。そのようなことを耳にしたとき、今僕が暮らしている当たり前であると考えていた日常生活がどれほど幸せなことであり、決してそれは当たり前でないと強く実感した。
なので、今後の生活では今の暮らしが幸せであることを認識して、1日1日、今を一生懸命いきることがとても大切なことだと思い、そのような生き方をしていく。今回のこの活動は色々なボランティア団体のスタッフさんのおかげで活動できたと思うので、とても感謝している。ありがとうございました。また今回だけに限らず、参加しようと思います。本当にありがとうございました。
*私たちの活動は、日本財団「災害発生前後の初動期に関する支援活動」助成を頂き活動しています。
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*私たちの活動は赤い羽根共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。
引き続き現地からの情報を発信していきます。
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