「やさしや足湯隊ニュース」No.6
やさしや足湯隊では、ボランティア活動後に参加メンバーから感想をいただいています。
本ニュースでは、これまで足湯隊に参加した様々なボランティアの視点から見た能登を発信しています。
今回は第一次足湯隊(2/19~2/22)に参加された山口穂菜美さん(立命館大学1年生)です。
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私は今回足湯ボランティアに参加して本当に良かったと思います。
ボランティアに参加するかどうかすごく悩んでいました。自分が参加したところで本当に力になれるのか、偽善と言われるのではないか、色々考えました。しかし、足湯をして行く中で、「若いのにわざわざありがとう」「遠いところから能登のことを思ってきてくれるだけで嬉しい」声を聞けていただいて、力になりたいという私の思いだけでも伝えることができたのかなと感じました。足湯も工夫しながら頑張りました。どこまで効果があるかはまだわからないけど、結局は「思い」が大事なのかなと感じました。お年寄りの方は喜んでくれていたけど、若い世代の方と交流する機会が少なかったので、若い世代は大学生ボランティアに関してどう感じているのかが懸念点ではあると思います。
七尾市は、珠洲市や輪島市ほどは被害がひどくないけど、地味にひどい、という太一さんが仰っていたことが印象的でした。確かに家が半壊でも中はほぼぐちゃぐちゃでどうしたらいいんだろうとか、お金もそんなに負担してもらえないのに、生活は1からのスタートだったり、被害が派手じゃなくても困っている人はたくさんいる。だから家の中の片付けとか、ボランティアの人がもっと来て、一緒に話聞きながら片付けたりとか、もっとたくさんの人の力が必要だと感じました。
震災という偶然を通して、たくさんの方々が集まって力を合わせて、能登の人のために活動していました。特に、CODEの拠点の小牧集会所は、それがわかりやすい環境でした。そんな中に身を置けたことで、出会いがたくさんありました。将来自分もこんな大人になりたいなと思う人とも出会えました。本当に参加して良かったと思います。また能登に行ってボランティアをして会いたい人がたくさんいます。次また行ける時までに、京都でも能登の経験から今、自分が困っている人のためにできることを、積み重ねていきたいと思います。
今回は本当にありがとうございました。
(立命館大学 文学部人文学科 一年生 山口穂菜美)
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