「令和6年(2024年)能登半島救援ニュース」No.106 水害編―14
能登半島支援 緊急支援のお願い!!
以前にも何度か、この支援ニュースでお伝えしたが、輪島市西保地区には、西二又、上大沢、大沢、上山、赤崎、下山、小池の7集落があり、今回の水害でこの7集落のすべてが一時避難をした。当然、着の身着のまま避難された方が多く、そのうち大沢、赤崎、下山、小池の人たちは輪島市内の「宅田第一仮設団地」に住んでいた。元日の地震後、この仮設団地と元の集落とのニ地域居住をしていたのだ。全員が集落に戻り生活をしていた訳ではなく、ニ地域を行ったり来たりしながらの生活を送っていて、9月21日の記録的大雨に遭ったのだ。
そこで、先日その宅田第一仮設で上大沢と同じようにコープこうべさんに衣類を集めてもらい、当NGOのスタッフが集会所でバザーを開いた。40人くらいが集まってくれ、“古着バザー”となった。かなりの量を持って行ったが、瞬く間に全部がみなさんの手もとに届いた。9月21日の記録的大水害があったものの、みなさん「また、すぐ集落に帰れるよ!」と思っての避難だったので、まさに“着の身着のまま”だった。タイミングが良かったのも功を奏しただろうが、喜んで下さって「ホッ!」とした。
午後には、この水害で仮設住宅が浸水し、しばらく住めなくなった被災者が二度目(被災者にとっては3度目)の避難所生活となった「輪島市市立中学校」避難所で足湯をさせてもらった。
被災者や参加したボランティアの声を参考に!
「今水害がちょっと落ち着いてきた。やっとちょっと。」
「台所のカレンダーが1月のままだったのがぐっときた。」
「やっぱり今回も国が何もしてくれてなかったけれど、ボランティアの人がめちゃくちゃ助けてくれた。」
元日の地震と9か月後の水害の二重被害を物語る“つぶやき”です。
(なお、以前宅田第一団地の足湯をさせて頂いた様子は、支援ニュースNO87に書いています。ご参考に…)(続く)
(被災地NGO恊働センター顧問:村井雅清)
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