「令和6年(2024年)能登半島救援ニュース」No.128
やさしや足湯隊レポートNo.17
第27次足湯隊ではスタッフ1名とボランティア12名の計13名で2025年3月4日から7日までの4日間で活動を行いました。
今回は二班に分かれて、
3月5日 輪島市の宅田第一仮設住宅集会所・河原田公民館、稲屋仮設住宅団地・大向サイクルさん
3月6日 じんのび広場・小牧集会所・七尾市総合体育館小島第二団地集会所、金蔵集会所・モトヤスーパー
にて仮設住宅入居者、在宅避難者など多くの住民の方々に足湯ボランティアをさせていただきました。
今回の足湯ボランティアでの「つぶやき」の一部と、参加して下さったボランティアさんの感想を紹介します。
◎足湯ボランティアでの「つぶやき」
・ほんとは私おしゃべりするのが大好きなのに、相手がいないから寂しい(河原田公民館、80代、女性)
・うちは一部損壊だから住めるけど、周りの家が公費解体でどんどんなくなっていって寂しい(じんのび広場、70代、女性)
・(地震の後)早いうちに家を自費で壊したけど、未練ばっかり残ってる。
ずっと頭の中でぐるぐる考えてしまう。平穏な暮らしをしたいだけ、そんなに高望みをしているわけではないんだけどね。(七尾市総合体育館仮設、70代、女性)
・目に見える復興も大切だけど、地域や集落の文化や暮らしがあってその先に生活がある。ただ単に利便性が良くなったりきれいにしたりしたら良いってことではない。震災の経験と教訓を活かすってなに?人々の生きがいが大事やと思う。(金蔵集会所、70代、男性)
◎足湯ボランティアに参加してくれたボランティアさんの感想
・一年ぶりに足湯ボランティアに参加した。これが、具体的にどのように役に立ったのか、分からないまま終わってしまった。でも、愚痴をみんなが聞き合う小島第二団地集会所で話すのを見て、そういう場を作って良かったなと思った。また、足湯をしたい。
・自分の安心できる場所がなくなってしまう。周りの人もいなくなってしまっている。
家を取り壊さそうと思っているけど悩んでいる方と、実際に公費解体をしたけど未練が残っている方とのお話を聴いて、どうしたらいいのか分からなかった。
・もとやスーパーや金蔵集会所に行って、一年ぶりに足湯をした。会話も一年前と、もちろん違うけど、もちろんつらさ、しんどい、こともおっしゃっていたけど、「こういうところが能登の良いところなんだ」「これが能登の魅力なんだ」「この能登の土だから、良い野菜があるんだ」「今、自分が3代目でもう少しで80年」自分の土地に対するプライド、この状況でも前向きで、能登に住みたいと言うことが印象的だった。
いつも足湯隊の活動を応援してくださっている皆さま、ありがとうございます!
今後ともよろしくお願いいたします。
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*私たちの活動は日本財団からの助成を受けて活動しています。 引き続き現地からの情報を発信していきます。
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