間もなく、一ヶ月近くなる被災地では、まだ断水が続きお風呂に入れない人も多くいます。洗濯はもちろん、食事も簡単なものやレトルト食品などに片寄っているようです。
避難所では、災害救助法に基づく食事や布団などの配給もほとんどありません。自衛隊による炊き出しもほぼありません。避難住民やボランティアによる炊き出しがほとんどで、避難住民は疲労困憊で、ボランティアはなかなか来てはくれないので、避難所で、炊き出しがない時は、支援物資のレトルト食品に頼るしかありません。高齢者の中には、「カップ麺はあまり好きではないんだけれど・・・」という人もいます。
それでも、少しでも避難所の環境をよくするために、ダンボールベッド、ウレタンマット、空気清浄機などの導入を行っています。
阪神・淡路大震災で学んだ「暮らしに仮りはない!」ということを少しでも被災地で実践できればと、みなさんにご協力頂きながら活動しています。
体育館に避難所では、鉄の大きな扉があり、お年寄りではなかなか開閉が難しく、ビニールカーテンを設置しました。みなさん「これなら、出入りが楽になる」と好評です。
先日は、風組関東の小林さんが灯油ボイラーによる温水循環式足元暖房システムを設置して頂きました。また、ご提供頂いたプチルームは更衣室や授乳室として設置しました。
空気清浄機は、小さなお子さんがいる避難者の方には、喜ばれました。それでも避難しているお子さんが胃腸炎になり、他の子どもにうつさないようにと地震で被害を受けた自宅戻り、眠れぬ夜を過ごしている人もいます。
まだまだ不自由な避難生活は続いてます。
*私たちの活動は、日本財団「災害発生前後の初動期に関する支援活動」助成のご協力を頂き活動しています。
■活動支援金のご協力をお願い致します。
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名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島地震」と記入して下さい。
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