令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.60

「やさしや足湯隊ニュース」No.4

 私たちは能登半島地震の支援活動に携わりたい若者を中心として、足湯ボランティアを行う「やさしや足湯隊」結成しました。全国から集まる学生、若者と共に足湯ボランティアの活動を通して、被災地でほっと安らげる一時を提供し、被災した方々から発せられる一つ一つの「つぶやき」に向き合っています。

第一次やさしや足湯隊(2/19~2/22)に参加した学生の感想を紹介します。

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今振り返ると、ここ最近で一番感情が忙しかったなと思いました。嬉しさ、虚しさ、楽しさ、驚きが一気に降り注いで冷静を保ちながらボランティアをすることに必死だったなと、感想レポートを書いていてふと感じました。

一日目、小牧への移動中の電車で外を見ながら感じたのは、思っているよりも被害が少ないということでした。もちろん、ブルーシートを被っていたり、ブロック塀が傾いていたり、

一部倒壊しているのを見ると心が痛かったですがそれでもまだここら辺は大丈夫なんだと

思っていました。 二日目、午前中は家のお片付けをしました。ごみを運び、割れたガラスや家具の片づけを

しました。私はとにかく衝撃が大きかったです。外はブルーシートをかぶっているのみで綺麗に片付いているのに、中はぐちゃぐちゃで、とても住めるような状況じゃなく、地味に酷いという地域の方の言葉がぴったりでした。それでもともに片付けていた家の方はパワフルで優しくて、私はどんどん片付けてられて行くのが楽しくて、滞ることなく進めることが出来ました。どこからその元気が出てくるのだろうと考えたとき、元気にしないと保てないのかな、、?とふと思いました。悲観していたらやっていけないみたいな。実際にその方たちに聞いたわけではないので憶測ですが、そう感じました。

二日目の午後と三日目は足湯をしました。足湯をしてくださったおばあちゃん、おじいちゃんは、とても気持ちよさそうにしていてこちらもうれしい気持ちになりました。印象に残

っているのは、小牧集会所近くのコミュニティーセンターと輪島高校では空気の重さが違うことでした。被災が大きい輪島高校はかなり空気が重く、殺伐としている印象でした。

共にボランティアをした仲間は自分の考えを持っている人たちで話していて得ることが多く、本当に来てよかったと思いました。日常生活からは得られない体験をすることが出来

て嬉しく思います。また参加したいです。最後にこのボランティアを主催してくださった山村さん、CODE 海外災害援助市民センターのスタッフの皆様、このような機会を頂きありがとうございました。

(埼玉大学 阿部さくら)

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クラウドファンディングも実施中です。

詳細はこちらから見れます。https://congrant.com/project/ngokobe/10525

よろしくお願いします!!

*私たちの活動は、日本財団「災害発生前後の初動期に関する支援活動」助成を頂き活動しています。

*私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。

https://www.civic-force.org/…/earthquake2…/20240130.html

引き続き現地からの情報を発信していきます。

ブログはこちら→http://ngo-kyodo.org/2024noto/


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