熊本地震救援ニュース 第29報

<災害時におけるボランティア事情-10>
「GW後のボランティア激減」が報道されているように、ボランティアが少ないことから被災地は苦慮しています。そこで阪神・淡路大震災以後、国内のほとんどの災害支援に対応してきた当NGOは、これまでの経験からこの対応策として、下記のように比較的被害の少ない北九州3県から(福岡、佐賀、長崎)20台のボランティアバスを走らせる予定です。とりあえず第一便を博多から走らせることが決定しました。北九州に知人、友人がおられる方は是非この情報を拡散して下れば光栄です。ご協力をお願い致します。
(*この件に対しての問い合わせは、村井雅清 090-3160-3816までお願いします。) 

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“北部九州ぐるっとボラバス”で熊本地震支援に参加しませんか!
    -熊本地震支援ボランティア・バス 第1号 博多便を運行します。―


前代未聞の熊本地震から1ヶ月が過ぎました。被災者のみなさんの心身の疲労は想像以上のものです。そして回数は減ったもののまだ余震は続いています。
一方、支援を期待されるボランティアがGW後、激減しているという状況で、被災地は頭を抱えています。
 そこで、阪神・淡路大震災以来この21年間、KOBEから被災地支援を続けてきた私たちは、この事態を解決するために、九州の支援者と共に、九州一円の主要駅(まずは福岡県、佐賀県、長崎県)から「ボランティアバス(※)」を走らせることにしました。
 是非、「ボランティアをしたいけど、初めてなので一人でどうしたらいいのか?」「1日でも何か役に立たないだろうか?」と思っている人は、是非参加しませんか?九州在住の添乗員と一緒に、九州から九州へ、まごころを届けにいきましょう。

※ボランティアバスは、熊本の被災地のボランティアセンターまで皆さんをお連れします。
 ボランティアセンター到着後は、現地のボランティアセンターの方の指示に従って行動してください。帰りの時間になりましたら、ボランティアセンターから出発時の駅まで安全にお届け致します。

(連絡先)【事務局】 被災地NGO恊働センター
   E-mail info@ngo-kyodo.org
   TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
   〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10
全体責任者 村井雅清 090-3160-3816
【福岡県ボラバス窓口】
E-mail to-TM-takehisa@hotmail.co.jp
   TEL 093-531-5399
   〒802-0023 福岡県北九州市小倉北区下富野5-20-20
担当者 武久真大 080-5248-5523
【北部九州ぐるっとボラバス 博多便(第1便)】
利用バス 西鉄観光バス、 引率者 武久紗季 080-6420-5543
<ボランティアバスのスケジュールとその他のご案内>
1.集合場所と時間  日本銀行福岡支店前 集合(最寄り駅:福岡市地下鉄 天神駅)
午前7時出発、9時半西原村着
2.活動場所  熊本県阿蘇郡西原村の被災場所
3.往路:出発日5月28日午前7時出発――9時半西原村ボランティアセンター着
(経路:福岡都市高速・九州自動車道で益城熊本空港IC下車、西原村行き)
帰路:西原村ボランティアセンター 4時30分 発――日本銀行福岡支店前 19時~20時頃着



4.活動内容
①瓦などの瓦礫の片付け、家の中の片付け、足湯、炊き出しのお手伝いなど。
②”あなたにも出来る復興支援。農業復興ボランティア!!”
待ってはくれない野菜の成長。待ってはくれない農作業の適したタイミング。
家の片付けなどのために、遅れてしまった農作業のお手伝いをします。
(例えばカラ芋の植え付け等ですが、期間限定なので活動がない場合もあります)

5.服装
・汚れてもいい服(日中は汗をかくので着替えを用意した方がいいです)
・長靴(ローカットのスニーカーの場合、靴の中に土が入ります)
・帽子とタオル
・手袋(手のひらがゴムでコーティングされたものが望ましい)
※手袋や長靴が必要のない活動もありますが、当日はどのような活動になるかは分かりませんので、一応以上のものをご用意してください。

6.参加の条件
・必ずボランティア保険に入っておいてください。ボランティア保険は最寄の社会福祉協議会で受け付けています。
・緊急時の連絡先(電話が通じること)がなければ参加できません。
・出発時間が過ぎた際に、集合場所にいない場合でもバスは出発します。
・被災現場で身分証の提示をお願いする場合がありますので、身分証明書を持参下さい。

7.注意事項
・水、昼食は持参下さい。ただし気温が上昇しますので食料品は自己管理して下さい。
(たとえば携帯用のクーラーボックスを用意する。)
・参加したものの、急に体調悪化した場合は、すみやかに添乗員に知らせてください。
絶対に無理をしないようにしてください。
・道中で発生した
ゴミは、すべて持ち帰り下さい。

8.その他
*どなたでもおひとりから、団体等の所属なく参加できます。ただし、上記の条件・注意事項を守ったうえで、ボランティアですから自己責任、自己判断(介護人など同行可能)が出来る人です。

 <お詫び>熊本地震救援ニュース 第28報で、神戸新聞編集委員木村信行さんの「行政万能主義に異議あり」という記事について書かせて頂きましたが、「異議」が「意義」になっておりました。大変申し訳ありません。深くお詫び申しあげます。

          

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