熊本地震救援ニュース 第31報

●昨日流しました「ボランティアバス」に関する記述で間違いがありましたので訂正します。
ボランティア添乗員は「引率者」に訂正。最後の参加費の寄付は削除します。
誠に申し訳ありません。

<災害時におけるボランティア事情-12>
この度の地震で被害を受けた、俵山交流館は地元西原村や南阿蘇の新鮮野菜や加工品、工芸品を扱うお店です。萌の里につながる俵山バイパスは深刻な被害を受けていて、スタッフの方は避難勧告がでるとお店には行けなくなります。そんな中でも地元の野菜を通信販売などの一部の業務をしながらお店を続けています。けれどもまだ開店の目途はたっていません。ここの職員である寺本篤史次長の娘さん寺本わかばさんは実は神戸大学の学生で、今回の地震で出身の西原村が被害を受け、自宅も被災しました。そこで、大学を1年間休学し、地元西原村のためにボランティア活動をしています。当センターは彼女と西原村災害ボランティアセンターで一緒に活動しています。彼女は、この熊本地震で出会ったいろいろな人との出会いを大切にしながら、“炊き出しマルシェ”などのアイデアを提案し、これから長くなる復興の第1歩を踏み出そうとしています。是非みなさん、「萌の里」を応援してあげてください。
*俵山交流館 萌の里
HP: http://www.moenosato.net/
FB:https://www.facebook.com/moenosato1999/
地元の新鮮野菜をぜひ買って、食べて応援して下さい。
ご注文は、FAXかmailかFacebookのメッセージでお願いします。
 
 先日NHKでも紹介されましたが、西原村では「農業支援ボランティアセンター」として、一般のボランティアセンターと分けて、独自の窓口を設置し、農業再生に向けて取り組んでいます。ボランティアセンターに行くと、二つの窓口があります。考えてみれば、こういう風に「コミュニティ再生支援ボランティア」とか、「住まい再建サポートボランティア」、「炊き出しボランティア」、「足湯ボランティア」というふうに、分野に分かれて窓口があると分かりやすいですが、細分化すればするほど人出がたくさん必要になることが悩ましいところです。GWが終わり、3つのサテライトも縮小し、現場のニーズに応じてサテライトを移動するというスタイルも検討しています。
 今、最大の課題は住まいの確保です。西原村は全壊・大規模半壊の仮設住宅に入居できる対象世帯は約302戸(内木造50戸)と試算しているようです。 17日、安倍総理は参院予算委員会で、「自宅が全壊または大規模半壊した世帯に限られている仮設住宅への入居条件を緩和し、半壊でも入居できるように制度を柔軟に運用する」と考えを明らかにしました。ますます仮設住宅が足りなくなるのですが、とにかく1日も早く困難な避難所生活、車中泊、テント生活などを解消して欲しいと願うばかりです。

<お願い>
 今のところ、ボランティア・バスは合計20台を予定しています。でも、みなさんのご協力があればそれ以上のバスが出せます。一台(27人乗り)に要する費用は、約10万円です。50人の賛同者から、一口2000円のご寄付を頂戴すれば1台のバスが出せます。みなさんご協力くださいませ。
*お手数ですが、ご寄付は下記の郵便振替口座で振り込んでください。「通信欄」に「ボラ・バス」と記入ください。
 郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
銀行から振り込む時は
 ゆうちょ銀行 支店番号:一一九(イチイチキユウ)店/店番:119/当座0068556/受取人名:ヒサイチNGOキヨウドウセンター

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です