熊本地震救援ニュース 第65報

<災害時におけるボランティア事情-45>
熊本地震発生以来、この「熊本地震救援二ユース」を呼んで下っている尼崎在住の方から、ボランティア・バスについての感想文を寄せてくださいましたので紹介します。

―6/25・26ボラバス長崎便・佐賀便、無事運行出来たとの事、救援ニュースで拝見しました。連日の大雨で、西原村には避難指示まで出ているとニュースで言っていましたし、もしかして中止かな? そもそも西原村の皆さんや、現地で活動なさっているスタッフの皆さんはご無事なんだろうかと心配しておりました。
 そんな中で、たくさんのボランティアの方々が参加なさっていて、そして被災者の方に喜ばれているに違いない活動内容を拝見して、ほんの僅かですがカンパに協力し気持ちは参加しているつもりの私も、とても嬉しいです。皆様、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。
 それにしても、最近の避難所での食事が、朝・パン、昼・おにぎり、夜・お弁当だなんて……。兵庫県を始め、現在、日常生活を普通に送っている他の地域が大半なだけに、ショックです。東日本大震災の場合は、あまりに被害が広域で甚大過ぎて、そんな食事が続いたとしても仕方ないとも思いますけど、今回の熊本地震の 被災地域は、九州の中でも一部だけなのに……。―

GW明けに、熊本地震支援のためのボランティア・バスを九州北部(福岡県、佐賀県、長崎県)から走らせることを企画・実行していますが、実に多くの方からのご支援を頂いて来ました。このボランティア・バス企画は、参加者は無料で、この企画に必要な費用は全国の皆様にご協力をお願いし、成立したものです。この感想を寄せて戴いた方のように、「ほんの僅かですがカンパに協力し気持ちは参加しているつもりの私も、とても嬉しいです。」という方々がたくさんおられます。こうした「支えあい」の形がボランティアの参加の機会を広げ、ボランティア活動を多様化させるというしくみが、もっといろいろな分野でも定着すれば、ボランティア活動が活発になります。こうして経済活動が活性化することを「災害時ボランティア経済圏の拡がり」とでもいうのでしょうか?
これからの社会のあり方を考えると、この「災害時ボランティア経済圏」の「災害時」がとれることが理想かと思います。今後ともよろしくお願い致します。

◎引き続きご支援をよろしくお願い致します。
「熊本地震」活動支援金を募集しています。
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(なお、「熊本地震」支援活動の一部は、公益社団法人Civic Forceからのご支援を戴いてパートナー事業として展開しております。)

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