「令和6年(2024年)能登半島救援ニュース」No.127
やさしや足湯隊レポートNo.16
第26次足湯隊ではスタッフ3名とボランティア6名の計9名で2025年2月12日から15日までの4日間で活動を行いました。
輪島市の宅田第一仮設住宅集会所・輪島中学校避難所、
珠洲市のみさき小学校第二団地集会所、三崎中学校第一団地集会所、
穴水町の七海屋、
七尾市の中島仮設住宅、小島町第二団地集会所、
被災地NGO恊働センターの拠点とさせていただいている小牧集会所(じんのび広場)にて仮設住宅入居者、在宅避難者など多くの住民の方々に足湯ボランティアを提供しました。
令和6年能登半島地震により大きな被害を受け、復興へと歩み始めたところで奥能登豪雨によって、いまだに避難所で生活されている方や苦しんでいる方がいたりと状況が改善されていない場所も多くあります。
今回の足湯ボランティアで集めた「つぶやき」の一部を紹介させていただきます。
・「(頭の上くらいに手を置いて)こんくらい土砂がある。畑も田んぼもあったもんじゃない。、、、能登なくなるかもしれんよ、、、」
(宅田第一仮設住宅集会所、70代、女性)
・散歩しても誰にも会わんもん。夏は畑しててねぇ、それを通して話できる。
家は全壊で解体予定。物の置き場所がない。あれもこれも取っときたいけど、娘にいらんって言われるからねぇ。
今は1人で住んでる。
すっきりしたわー。(三崎町第二団地仮設住宅、80代、女性)
・家もなくて、お金もないので行き場ない。輪島今年雪少ない。力もないから雪かきしんどい。足寒い。(宅田第一仮設住宅集会所、60代、女性)
・家は壊れていないが、家の前の道路がガタガタなせいで家に戻れない。娘さんがいるので安心。同じ世代多いから話すことができて楽しい。水害はまだまだ大変。地震により家が100個あるうち3つしか残っていない。
(輪島中学校、80代、男性)
◎足湯ボランティアに参加してくれたボランティアさんの感想
・またこの活動がしたい。色んな人と話せて、出会って、おじいちゃんおばあちゃんも「ありがとうなぁ」って言ってくれるのは嬉しい。現地にいかんかったらわからないことがそのとおり。
ここまで壊れている建物が残っているとは思わなかった。
・輪島市珠洲市も初めてで、七尾もひどいけど、輪島の二重被災の方。「1月の地震で被災して、夏に戻って、また被災した。この先どうしよう」という悩みも感じた。
・いつも、足湯で出会った人がその後どうされているか、気になっていてもやもやしていた。今回久しぶりに行って再会した人が、一年前に足湯したときの話の内容までよく覚えていたり、他にも避難所のときに足湯に来てくれたよねという方々が何名かいてた。すぐにまたお会いできたり、何かを直接したりはできなくても、誰かの心に残り続けることができているんだな、と思った。
いつも足湯隊の活動を応援してくださっている皆さま、ありがとうございます! 今後ともよろしくお願いいたします。
(CODE海外災害援助市民センター 山村太一)
*私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。
*私たちの活動は赤い羽根共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。
*私たちの活動は日本財団からの助成を受けて活動しています。 引き続き現地からの情報を発信していきます。
■活動支援金のご協力をお願い致します。
・クレジットカードでも寄付ができます。
・ヤフー募金でもご寄付いただけます。
・郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込 ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島」と記入して下さい。





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