昨日は、お天気に恵まれ、朝からおもやいの事務所前ではテントの設営に追われました。この日は大分県日田市から天ヶ瀬温泉の旅館組合のみなさんが、足湯に来てくれました。昨年の7月九州豪雨で被災し、立ち上がった一般社団法人あまみら(天ヶ瀬温泉未来創造プロジェクト)は天ヶ瀬温泉の再建に取り組んでいます。また、当センター代表頼政が理事を勤める2017年の九州北部豪雨をきっかけに設立されたNPO法人リエラ代表松永さんが橋渡し役となり、今回の足湯が実現できました。
そして、会場は今回の8月豪雨で2年前と同様に被災した地元で有名なチャンポン屋さん「井手ちゃんぽん」さんの駐車場をお借りしました。こちらも前回以上の被害で毎日従業員のみなさんが、お店の片付けに追われています。
お互い被災した地域だからこそ、痛みの共有ができ、おもやいの精神が自然に生まれ支え合っています。
途中、武雄の小松市長も飛び入り参加して足湯に浸りながら、住民さんの声に耳を傾けてくれました。
住民さんも心も身体もほぐれて、笑顔がたくさんこぼれました。「あー気持ちいい」「これで午後からの仕事も頑張れるわ!」
中には、「おもやいとか、ボランティアってなんだかよくわからなかったけど、今回こんなにいろいろしてもらって、よーくわかった!ほんとに感謝してる!」と話してくれる人もいました。これだけ各地で災害が発生し、ボランティアの認知度も上がっているはずですが、まだまだ知らない人、ボランティアに遠慮している方もいるのですね。これからもおもやいメンバーと地元の人と繋がりを育みながら活動していきたいと思います。
最後に残った温泉をあまみらのみなさんのご厚意で住民さんのお風呂に直接いれて頂きました!嬉しいハプニングに住民さんも「わぁー、うれしか!今日足湯だったの忘れててー、最高です。」「2日も3日もこのお湯で入ろうかしら(笑)」とこれまで疲れが吹き飛んでいました。
あまみらのみなさんも「喜んでもらえて光栄です!」「私たちも被災したときに住民さんにも温泉をお届けしたんです!」とほんとにおもやいでした。
天ケ瀬の被災地でも河川工事での立ち退き、中には再建の灯りが灯った旅館もあるそうですが、まちの再建にはまだまだ課題があるそうです。
そんな中これからも被災地の交流を通して、お互いに支え合ってまちの未来を創造できたら素晴らしいですね。
最後に天ケ瀬温泉のみなさんは武雄温泉に入って一日の汗を流し帰路に着きました!
みなさん本当にありがとうございました。(増島智子)
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