心配していた台風12号は、九州北部への直撃は免れ、朝鮮半島からロシア大陸の方面に流れる予報です。ただ、台風12号の影響なのか、一昨日は夜強い雨が降ったりやんだりでしていました。時折強く降る雨にあの日の恐怖がよみがえるような気持ちで、みなさんは不安ともに過ごしたようです。
雨雲の隙間での少しの晴れ間に、みなさんは、家財搬出に追われています。水害から一週間がたち、乾燥が重要なこの時期に雨が続いているので、カビなどが発生しやくす、すでにカビ臭いにおいが出てきているところもあります。それでも、みなさん必死です。住民さんからは悲痛な声とともに、ボランティアの支えにより前を向こうとしている人も少なくないです。
西九州大学の先生と生徒さんが自宅で避難生活を送っている住民さんに足湯を提供してくれました。住民さんからは「足の痛みが軽くなった」「一ヶ月に一度はやってもらいたい」などの声が聞かれました。
短い期間に2回も水害に遭い、ほんとに心が折れかけているなかでもやはりボランティアの寄り添いは大きな力になると確信します。
以下に住民さんのつぶやきを紹介します。
「こんなことになるなら、あの時水のなかに飛び込んで死んでしまえばよかった。」
「今日は早速に床あげを有り難うございます お仏壇までの板もして貰いました。今晩から我が家です。おもやいボランティアさんたちのおもいやりのお声かけにボチボチでも前に進んで行けると自分自身にパワーが!」
(増島智子)
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