震災から一週間が経ち、寒さと疲労から体調を崩す人が徐々にではじめています。
避難所では、いまだに土足のまま部屋に入り、間仕切りやダンボールベッドなどもないまま、被災者は支援の手を待っています。支援の手を届けるための、交通網の整備が求められます。
ボランティアも朝早くから夜遅くまで大渋滞に巻き込まれながら、全国から届く支援物資を各被災地に届けています。当センターも、阪神・淡路大震災でボランティアに来てくれた小松さんにお手伝い頂き、ウレタンマットを珠洲市の正院小学校に届けました。300人近い避難所がひしめき合い、避難者のみなさんが炊き出しをしていました。避難所運営につく地元の社会福祉協議会や消防団の人たちがマットの荷下ろしを手伝ってくれました。
物資倉庫になっている体育館は、地震の影響で雨漏りをしていて、その隙間に所狭しと支援物資が置かれています。いま必要な物を聞くと、みなさんお風呂に入れていないので、ドライシャンプーと着替えの衣服や下着などが必要とのことでした。
2日の震災から、着の身着のまま逃げてきた格好のまま、支援の手を待ってます。崩壊した家屋には、お正月のしめ飾りが残ったままです。
今回お届けしたウレタンマットは、SEMA(緊急災害支援のネットワーク)のみなさんにご協力頂きました。またその荷受けにはCivicforceの七尾市にある物資倉庫をお借りしました。甚大な被害に対して、各NGO・NPOの連携のもと、被災者の人たちにいち早く物資が届けられています。
みなさんのご支援に感謝するとともに引き続きご支援お待ちしています。
(増島智子)
*私たちの活動は、日本財団「災害発生前後の初動期に関する支援活動」助成のご協力を頂き活動しています。
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