令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.13

現在、被災地の避難所の食事は、ほとんどが避難者や地元のボランティアの炊き出しに頼り、その人たちは日に日に疲弊しています。今日、避難所に横浜からの炊き出しボランティアの人が来ていて、毎日3食炊き出しをしているお母さんが「やっと家の様子を見に行けるわ。少し片づけとかしたいからね。」ととても安心していました。避難所にずっと詰めている人たちも、避難所運営のサポートスタッフが入ったことで、やっと休みがとれてお子さんの家にお風呂に入ってこれた人もいます。「お風呂には入れないけれど、お湯を沸かして、体を10日以上ぶりに洗えたよ!一度目のシャンプーは泡もたたなかったよ!」と笑いながら話していました。


 その一方で、避難所での食事については、災害救助法で行われるお弁当やおにぎりなど配布は今現在ありません。また物資や食事も末端の避難所や在宅避難者には届いていないのが実態です。いのちの生命線の食事がとれないことは死に直結します。各現場で活動しているNGO・NPOの関係者は、必死に食料をかき集め各被災地で炊き出しを行っています。国の支援にどこで目詰まりをしているのか、すぐにつかめませんが早急な対応が求められます。助けられたいのちをつなぐには早急に食事の確保をしなければなりません。いまだ孤立集落があり、物資も届いていない地域があります。
 避難所の中には、老人施設が地震で倒壊し、使えなくなり体育館に避難している高齢者もいます。障害者、女性、子どももいます。震災から2週間近く経ち、私たちのところにも、各地から生活物資が届いていないという悲痛な声が寄せられています。


 どうぞみなさん関心を寄せてください。よろしくお願いします。

(増島智子)

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*お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島地震」と記入して下さい。


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