昨日16日の朝から長野県の被災地で活動をしている頼政代表から以下のようなレポートが送られてきました。現場は、兵庫県立大院生の湯井さん、RSYの吉林さん、長野NPOセンターの小林さん、高知市の山中さんたちと一緒に活動しています。
早速みなさんのお力で、24年前の阪神淡路大震災から生まれた「足湯ボランティア」を始めたようです。
●午前中は、昭和の森という避難所で段ボールベットの設置を行う予定でしたが、既に避難者に配布してあるということで、設置は一部だけにして足湯ボランティアを実施しました。足湯ボランティアには、長野県立大学の学生さんも一緒に参加してくれました。足湯チームは、午後から北部スポーツ・レクリエーションパークという別の避難所に移動して実施を行いました。合計して10名程度受けてくれたということです。
足湯チームはRSYの吉林さんをリーダーに活動してもらいました。
<以下は足湯あるいは避難所廻りでお聞きした被災者の声です。>
・り災証明のための写真を撮ってきたんだけど、これでいいのかなぁ。うまく写真が撮れなくて。家に帰るまでも道が狭くって(ゴミが出ているため)大変。家の階段の下まで水が来たんだけど、写真ではわかりにくいでしょ。
(昨日NHKのインタビューに出られた震災がつなぐ全国ネットワークの松山さんが、「写真は3か所を撮ると言われていますが、可能な限りたくさん撮った方が良い」と言っていました。
・もう家はダメなんじゃないかと思ってる。ボランティアに片付けを頼むっていっても、あれだけのゴミは難しいんじゃないか?家の玄関も大変なことになっているし。
(災害による家屋被害については、かなりのダメージを受けていても再建が可能な場合が多いので、是非専門家の方に相談されることをお勧めします。)
・ペットがいるので、ペット可のアパートでもなんでも探して住もうと思っているけど、そういうのはどこに相談したらいいか。。。こういうのもり災証明が出てからじゃないと補助を受けられないんでしょう?
・家は自分のものなんだけど、土地は借り物だからり災証明は出るのか?
・仕事にも行かないといけないから、2階だけではとても住めないし、ペットが入れる家が確保できたら安心して仕事にも行けるんだけど。
・何から手をつけていいかもわからないけど、まずはり災証明の提出から何ですね。調査も申請した順番だろうし、早めに出すことにします。
(事務局より)
いつも災害直後はこうした被災者の声を耳にします。発災後、速やかに「なんでも相談」という窓口を設置して、出来る限り被災者に案内することが大事でしょうね。
他方頼政代表は、数カ所の避難所を回って、役場からの依頼もあり、市の発注した段ボールベットをどのように導入するのか、ということを各避難所の運営担当者の方と相談しながら巡回しました。
昼間はみなさん、お片付けに出られている状況だったので、設置するところまではできない避難所が多かったですが、今後、長期的になる状況を考えると、ベットなどを整備していく必要があるという認識は、それぞれの避難所の担当者の方は理解してくれました。
今日17日は、支援の手があまり入っていないと思われる小さな避難所を巡回します。午後からは飯山市など長野市北部の市町村を見て回ります。
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*お手数ですが、備考欄に「2019年台風19号」と記載ください。
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