みなさまのご支援のおかげで、「おたがいさま・バス」第一号が、新潟県長岡に拠点を置く、中越防災安全推進機構さんの主催で昨日16日にとちぎへの支援活動として「おたがいさま・バス」が出ました。同日、長野県原町からも長野市内の被災地にボラバスが出ています。今日は、とりあえず長岡の方から、とちぎでの活動レポートが来ていますのでみなさまにご紹介します。
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〇栃木市でのボランティア活動
栃木市でのボランティア活動には、計34名のボランティアの方々が参加してくださいました。今回、コーディネーターとして参加いただいた中越市民防災安全士会の岸さんからボランティア活動の報告をいただいていますので、その内容を転載させていただきます。
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当日は予定通り10:00に栃木市災害ボランティアセンターに到着し、2班に分かれて活動しました。
場所はいずれの班も栃木市大平町富田という地区で、利根川水系巴波川の支流「永野川」の決壊により多くの被害が出ています。県の資料によれば、大平地区で床上820棟(栃木地区では5880棟)、床下は大平地区で2180棟となっています。
大平地区は栃木駅から南西に5キロほどの新しい家が点在する住宅地で一見何の災害も無かったかの様ですが、1.5mほどの浸水を記録しています。
ここでは15名の班で、宅地に敷き詰められたた砕石を取り除く作業を指示されました。
午後2時からは別働隊20名に合流して、集積して堆肥場になった「わら」をかき出す仕事を35名で行いました。
作業場に流れ着いた藁の除去ですが、優先順位が低く、ボランティアを要請しても派遣されず、我々が最初のボランティアチームとなりました。 異臭を放つ腐りかけの藁を土嚢袋や一輪車に入れ、2トン車で捨てに行くことを7回繰り返しましたが、午後3時には完了に至りません。
家主さんには感謝されながらもあと(20名×1日分)のやり残しを後に栃木をあとにしました。
今回の参加者の多くがあと2回、3回と計画しているとの事を聞いています。また、ざっと4割程の方は初めてのボランティアでしたが、好天にも恵まれ、きつい仕事ではありましたが、充実したとの感想を述べられていました。
(河内)
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このように被災者からボランティアを依頼しても、なかなか来てもらえないほど、ボランティアが足りないという課題が手にとるようにわかりますね!
どうかみなさま引き続きご支援をお願い致します。(事務局 村井雅清)
*昨日17日、東京新聞「こちら特報部」で「おたがいさま・バス」が紹介されました。関東方面の方々にお願いします。是非、この記事をデータにして拡散して下さいますでしょうか、お願いします。
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*お手数ですが、備考欄に「2019年台風19号」もしくは「おたがいさま・バス」と記載してください