令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.31

被災地では、少しずつ水道も復旧が進んでいます。当センターが拠点を置く七尾市中島町でも通水したという話を聞きます。けれど、水が通っても配水管が地震の影響で割れているなどの損傷を受けていて、「トイレやお風呂が水浸しになった」、「膝まで水に浸かってしまった」というお宅もあります。
また、下水管も同じような状況で水が流れても排水ができない状況です。当センターの拠点も同じで、急きょ小牧壮年団の中の北豊弥さんが駆けつけて配水管を直してくれました。やはりこちらも、下水管が割れていたため、応急処置をして改めて重機を入れて掘り起こす作業が必要になりました。

また、先日は能登島のひょっこり温泉に物資をお届けに行ってきました。一緒に行ったのはこの地震で現地スタッフとして一緒に活動することになった元地域おこし協力隊の石坂智子さんです。石坂さんについては、後ほど詳しくご紹介します。

 こちらの温泉もやはり水はでません。しかし、地震直後も島内に残された観光客のために避難所を開設し、現在は毎日500人の方に無料でお風呂を開放し、洗濯機も設置して、被災者の方が洗濯できるようにしています。

その施設のお休み処に物資を置くスペースを設けてもらい、被災者の方に配って頂いてます。みなさん水が出ないので、紙皿や紙コップ、レトルト食品も人気です。1ヶ月も避難生活が続き、仕事や家の片付けなどでくたくたの被災者のみなさんは食事を作ることをままならず、「食事を作る気になれず、炊き出しは助かる。レトルトのものも簡単でいいわ」などの声をよく耳にします。

 そして、昨日は東日本大震災の被災地宮城県から夜中車を走らせ、炊き出しに来てくれたスマイル商店の川原さんたちがナポリタンとパンケーキを提供してくれました。麺の太さ2.1ミリに焦がしたケチャップがまとわりつき、口の周りをケチャップで真っ赤にしながら笑顔がはじけました!パンケーキのお店もあまりないということで、大好評でした。

 みなさん応援ありがとうございます!引き続きよろしくお願いします。(増島)

*私たちの活動は、日本財団「災害発生前後の初動期に関する支援活動」助成を頂き活動しています。

*私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。https://www.civic-force.org/info/activities/earthquake202401/20240130.html

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・クレジットカードでも寄付ができます。
 https://congrant.com/project/ngokobe/605
・ヤフー募金でもご寄付いただけます。
 https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240008
・郵便振替
口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島地震」と記入して下さい。


Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です