2022年9月末豪雨災害救援ニュースNo3


 静岡県では、昼間はまだ厳しい暑さが続いています。日中は30℃ほどになり、作業をしているとみなさん汗だくになってしまいます。昨日も天理教「災害救援ひのきしん隊」のみなさんが支援に駆けつけてくれました。女性が多く主に被災家屋清掃にあたってもらいました。

 また、兵庫県から同志社大学大学院の学生さんが災害関連の研究をしていて、勉強のためにとボランティア活動に参加してくれました。女性の方たちは、床を剥いだ後の1センチほどに積もった泥やサッシや隙間に入った泥をとったりしてもらいました。他にもまだ家の中が泥だけで、生活スペースとなっている廊下やトイレ、台所など、みなさん汗だくになりながら磨き上げてくれました。

 前日の夜に浜松市から届いた段ボールベットも設置することができました。被災者の方は初めて見る段ボールのベッドに「私が寝ても潰れないかしら」と心配顔。「もちろん大丈夫ですよ!耐荷重は200キロです!」とお答えすると、笑いながら安心されていました!大勢の女性が作業にあたっていると、お隣の独り暮らしの高齢女性が声をかけてきました。

「実はね、昨日市役所に行って、家を解体してみなし仮設のアパートに入居することもできる」というお話を聞いてきたそうで、急な話に戸惑い、「どうしたらいいかね?」と相談を受けました。

 水害からまだ一週間が過ぎたばかりで、家の片付けに奔走してきた被災者の方は、まだ再建について考える気持ちの余裕がなく、制度のことも理解が追い付いていない状況です。特にご高齢の方は、少しずつ何度も説明が必要な方が多くいらっしゃいます。話を聞いてあげるだけでも、不安が和らいでいくので、まずはゆっくり話を聴きながら、再建について考えてもらいます。

 コミサポひろしまのメンバーは、雨が降る前に搬出された家財道具をごみ捨て場に運んでいました。びしょびしょに濡れた重い畳や電化製品などトラックに運び込んでいました。

 そんな中、天理教のみなさんがきれい磨き上げてくれた住まいを、帰宅した住民さんが見ると「うわぁ!綺麗になりましたね。これで、選択肢が増えました!この家もなかなか諦めがつかなくてね・・・・・」と。解体するのかしないのか、同じ場所に住むのか住まないのか、それを決めるのはもちろん被災者自身です。その選択肢を増やすのが私たちのボランティアの仕事のひとつでもあると教えられました!

 ボランティアさんが帰った後だったので、その被災者の方は「みなさんに直接お礼を言いたかったなぁ」と、とても喜んでくれました!学生さんは、最後には泥だらけになって新幹線に乗って帰路につきました。「本日ご一緒させていただきました、同志社大の藤本です。本日は大変お世話になりました。長時間ご一緒させていただき、被災地の実際や支援制度の問題のことなどを教えていただき、とても勉強になりました。また機会があれば、ぜひよろしくお願いします。本当にありがとうございました。」とメッセージをくれました!

 暑い中総勢20名ほどのメンバーで活動し、被災者の方の笑顔を見ることができた1日となりました!みなさん、お疲れさまでした! 

 (増島智子)

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 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター 
*お手数ですが、備考欄に「2022年8月・9月豪雨」と記入して下さい。 

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