2022年9月末豪雨災害救援ニュースNo.8


一昨日、マッサージボランティアさんが来てくれました。疲れがではじめているみなさんの身体と心を癒してくれました。

「自分はマッサージいらないけれど、病気の旦那さんにして下さい」とのご依頼があり、簡単なマッサージのやり方を教えてもらってこれからは旦那さんに少しでも楽にさせられるとても喜ばれたそうです。

「この間、ちょっと腰を痛めてしまってね~。マッサージしてもらえるの?助かるわぁ」と立ち話をしていたお父さん宅に吸い込まれるように姿を消しました(笑)。手がしびれているお母さんも「楽になったよー」と笑顔で見送ってくれました。

「私はね、マッサージは苦手なんだけど、みんな疲れが出ている頃だから、助かるよ!私も手続きやら、なんやらで頭が回らないよー。たまには愚痴を聞いてよ!」と話が止まらないお母さんもいました。

みなさん、ほんの一時、心と身体を癒され笑顔がこぼれました。マッサージボランティアのMさんありがとうございました!

また、最近やっと罹災証明が届きはじめ、その結果に対する相談を受けています。2世帯で実質それぞれ別の家に暮らしているのだけど、世帯主が一人で、1世帯だけにしか生活再建支援法は支給されないのか?

 また、半壊の認定では、支給されるのは応急修理費用のみなので、金額的にリフォームが難しいからどうしたらいいのか?

 弁護士などの専門家につないだり、コミサポひろしまといった技術系のボランティア団体で住民さんの費用負担が少しでも減らせるように出きる範囲の作業をしたり、柔軟な対応が求められています。

 「被災直後は、変わり果てた住宅をどうしていいかわからず、呆然と立ち尽くし、2~3日食事もとれなかったけれど、広島や神戸などの遠くから支援に駆けつけてくれた時は、胸の支えがすーっと降りて、ほんと助かったんだよ。若い人が床下に潜ってきれいにしてくれるのをみて、こんな若者もいるんだと感動したよ」という声をき聞きました。

 また、別のお宅では「ボランティアが来る前は掃除をしても一向に進まず、ボランティアの人たちが来てくれたら、日に日に作業が進んでいって、最近では鼻歌まで出るようになったのよ」と嬉しい言葉をお聞きし、こちらが嬉しくて涙が出そうになりました。修復の作業をお手伝いしてくれたボランティアさんも、壁をはずしながら、「クセになりそう。ホームセンターで工具などを買っちゃいそう!」など、いろんなボランティアがあることを経験され「また、来たいです!」と言ってくれました!地元のボランティアさんの力強い言葉を聞くと私たちもがんばれます。引き続きご支援よろしくお願いします。

                           (増島智子)

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   ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556 
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター 
*お手数ですが、備考欄に「2022年9月豪雨」と記入して下さい。

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