2022年9月末豪雨災害救援ニュースNo10


(現地に入った増島からのレポートです)

 静岡県を襲った豪雨により、2ヶ月以上が経ちました。ほとんど報道がないので、静岡で活動をしていることを話すと、「静岡で何かあったの?」と言われることが多いですが、県内では全壊・半壊・一部損壊は5,668棟、床上5,733棟、床下4,458棟(12月5日現在)と被災家屋は1万件を超えました。静岡市中心部では全壊・半壊・一部損壊5,067棟、床上棟・床下5,993棟(12月7日現在)に上ります。

 私たちが主に活動している葵区では、床上583棟、床下541棟の被害が出ています。その中の内牧という地区で、先日11日に企画運営のサポートさせて頂きながら、町内会主催で災害後の生活再建やまちづくりを考える無料相談会を開催しました。会場には、静岡県弁護士会、家の保全に詳しい災害対応NPO「MFP」、サロン形式で足湯や炊き出し、物資の配布を行いました。足湯やサロンを清水災害ボランティアネットワーク、駿援隊、炊き出しは災害支援ピースボートのみなさんにご協力頂きました。また、島根県出雲市の総合ボランティアセンターのみなさんから地元の子どもたちが小分けしたお米を届けて頂き、住民さんに配布致しました。

これからの再建について悩んでいる方、今回は災害に遭わなかったけれど、また雨が降ったら土砂崩れが心配、内牧川が決壊してしまって、今後工事をしてくれるのかしら?などのお悩みに弁護士さんがお答えしたり、床下の乾燥具合が心配という方には、その場で専門知識を持ったボランティアがお宅を訪問し対応して頂きました。

参加した住民の方からは、「足湯は気持ちよかった」、「床下をみてもらって安心しました」、「物資もたくさんもらって助かります」、「再建への道筋ができました」、「豚汁は野菜たっぷりでおいしかったです。」「相談会に参加して自分に何ができるかわからなかったけれど、何かできそうな気がしました」などの声を頂きました。

水害発生から2ヶ月が過ぎましたが、いまだに床板があがっていたり、壁の骨組みがそのままで、業者の手も回らず、工事を待っている家屋が多くあります。一見するとわからないのですが、静岡でも朝晩はぐっと気温が下がり寒さが堪えます。避難生活をしながら、再建について答えがでないまま新年を迎える方もいらっしゃいます。

各地で頻発する水害で、私たちの日々の暮らし方が問われているように思います。
ネイティブ・アメリカンの言葉を思い出します。
「私たちはこの地球を、先祖から受け継いだのではなく、私たちの子孫から借りているのです。We
do not inherit the earth from our ancestors, We borrow it from our
children.」(増島 智子)

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・クレジットカードでも寄付ができます。
 https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「2022年9月豪雨」と記入して下さい。


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