2019・10台風19号に関する災害支援救援ニュース No.7

頼政代表は千曲川流域の被災地に入って以来、避難所はじめ被災地の長野県北部の中野市、小布施町、須坂市、飯山市を回りました。
もちろん避難所と言っても規模の違いもあり、苦労されている避難所もあります。今日はそういう中でも次の小さな避難所の様子をお伝えします。

<豊野北公民館>
豊野北公民館は住民の自主避難所で市役所の職員の方は常駐されていませんでした。お弁当は届いているものの、そのほかの物資などは近くの指定避難所まで取りに行っているということでした。20名ほどが避難されている地域の避難所ですが、自治会の役員さんで運営をしており、お疲れの様子でした。市の方には指定避難所にして欲しいということを何度も要望しているが、なかなかうまく話が進まないということでした。こうした小さな避難所こそ、災害時の地域支援拠点になり得ると思うのですが、うまくそうした機能が果たせている感じではなかったです。改めて、阪神・淡路から続く自主避難所への支援の格差が続いていることを実感しました。

◎阪神淡路大震災の場合、指定避難所という制度がすでにあったかも知れませんが、ボランティアが被災地を歩き、被災者が複数避難している場所があれば、その情報を当該区役所に届け、避難所扱いにして貰ったことがあります。地方自治体は、もっと柔軟に対応する必要があるでしょう。2013年の改正災害対策基本法では、避難所は地域の復興の拠点となるようにと言われました。つまり、避難所に来れない人や在宅で辛抱している人たちの支援をし、復興に向けて地域全体で取り組もうという趣旨であるはずです。そうすると、そもそも指定避難所ありきではないということになります。(事務局)

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