2019・10 台風19号に関する災害支援救援ニュース No.18

 今日、冬至ということでいよいよ寒い冬に向かっていく。まだまだ足りないけれども、被災地へ向かうボランティアも徐々に増えているようで、昨日の統計では11万人を超えた。しかし、被災地によって偏りが見られ、特に東北の被災地は厳しい。

 さて今朝(11月8日)の朝日新聞社説では、「避難所外にも避難者が」と危惧されている。毎回の災害での課題であり、2013年の改正災害対策基本法で、「避難所以外にいる被災者の支援も行政の務めである旨が明記された」と同社説でも指摘している。、
 被災からの地域の再建を考えるときに、そこに住む被災者の暮らしを守り、場合によっては平時の福祉政策につなぐということが必須になるだろう。そういう意味でも筆者はすでに2007年3月、「地域コミュニティでの避難所の役割-10の提案」を発表し、「避難所は災害直後の地域活動拠点となるべし」と掲げている。これから益々、ボランティアが求められる。
 先日、当NGOと姉妹関係にある「CODE海外災害援助市民センター」のスタッフが長野市の被災地で炊き出しと足湯活動をしてきた。その活動報告には、次のように被災者の様子がレポートされています。

 ―物資、パーテーション等、環境は整ってきているようですが、広い避難所は気密性がなく天井も高いので、いかんせん寒い。朝晩はかなり厳しい状況です。脂っこいお弁当で血糖値のコントロールが難しいという声、仮設住宅に移ることも見据えて、また病院探しをしないといけないのがストレスという声。ある避難者の男性、よくしてくださっていた福祉の支援者さんが交代で地元に帰ると聞いて、「あんまり仲良くなると別れがつらくなるからさ。もうある程度距離を置くようにしてるんだ」。「あんたも今日だけなんだろ?」と。それでも、趣味の話を聞かせてくれた時の男性は楽しげで誇らしげに見えました。
長野市では全壊が約800世帯。避難所の避難者が11月1日で320世帯。多くの方が、壊れた自宅の2階や、知人や親類を頼って、あるいは自力で確保した場所でも、過ごしています。
なかなか物資や情報にリーチできない方もいます。
足湯をした女性、「私たちはまだいい方だと思わないと。周りに気を遣わなくてもいいし。体育館は寒いじゃない。うちは2階が残ったから」。
「くよくよしてもしょうがないからさ。前を向いて頑張らないと。お金がなくてもさ、幸せだって思わないと」と、涙目でおっしゃっていました。―と・・・・・。

このように避難所にしろ、在宅にしろ厳しい避難生活であることが分かります。長野のみならず、何処の被災地も同じような状況だろうと思われます。引き続きご支援をよろしくお願い致します。
                (事務局 おたがいさま・バス担当 村井雅清)

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