10月30日付神戸新聞で、「補正予算 防災・減災・減災拡充へ」という報道がでました。中を読むと、「必要な追加費用を補正予算に盛り込んで「国土強靭化」の取り組みを加速させる。」と。補正の規模は1兆円超という自民党内の声もあるとのこと。一方で「『命を守る行動』って何?」という報道があり(東京新聞、2019、10,25)、「命を守る行動は各人によって違うし、行動できない災害弱者も多いはず。自分の身は自分で守れと突き放すなら、災害から国を守るという政府の責任はどうなるのか。」と疑問を投げかけている。
国土強靭化だけでは解決しないと強調しておきたい。自分の身は自分で守るには、長年にわたってお上に任せときなさいというトップダウンで住民に接してきた流儀に問題があることを早く気づいて欲しい。住民主体と言いたいのなら、本気で命を守るという策を担保する必要があるでしょう。
さて、この度の連続した台風災害の被災地(者)に対して、少しでもお手伝いができないかと思い、阪神・淡路大震災から24年の経験をもとに、「おたがいさまバス」を走らせようと発信し続けています。嬉しいことに昨日は、この日本の惨状を知りお隣の韓国の知人から連絡があり、「韓国でも、このおたがいさまバスに支援してくれるようにネットで拡散します。」と力強いメッセージが来ました。
ほんとに、「困ったときはおたがいさまですね!」という励ましの声を頂いた。しかし、ここ2~3日前から被災地におけるボランティア不足に関する報道やご意見が飛びかっています。これまでならば、阪神・淡路大震災以来連携している全国のいくつかの団体からは盛んに情報が入るのですが、いつもほどではないですがメディアによる偏向報道の影響もあるのか、情報が途絶えており、全体の被害状況が掴めません。
もう何度もお願いしていますが、みなさま、「おたがいさまバス」の情報を拡散して下さい。
おたがいさまバスの詳細はこちらに
→mainichi.jp/articles/20191027/k00/00m/040/217000c
とにかく被災地では、“猫の手も借りたい”状況です。ネットで見ると、例えばある被災自治体では、ニーズ14件に対し3人のボランティアというありさまです。よろしくお願いします。
(事務局 村井雅清)
●Yahooネット募金
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240001/
*クレジットカード・Tポイントでも寄付していただけます。
●「おたがいさま・バス」に対するご寄付について、クレジットでの寄付ができるようにしましたのでご利用下さい。(「おたがいさま・バス」担当村井)
https://congrant.com/project/ngokobe/605
■活動支援金のご協力をお願い致します。
・郵便振替
口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 068556
名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「2019年台風19号」と記載ください。
■クレジットカードでもご寄付いただけます。
https://congrant.com/credit/form?project_id=605