11日、12日の活動報告です。
日田市の災害ボランティアセンターでは、県外の方も含めボランティアを募集していますが、まだまだニーズに対してボランティアが足りていない状況です。
この日は、日田市の地域おこし協力隊の方々と共に、災害ボランティアセンターのニーズ班として、被災した家を回らせていただきました。
日田市内の豆田地区や城町といった場所は、川沿いで少し低くなっており浸水の被害が出ています。大鶴地区などの土砂崩れがおきた場所と比べると流入している土砂の量は少ないですが、5年前の被災を経験された方も少なくありません。
フローリングの下に泥が入ってしまっているのですが、全面張り替えるとなるとかなりのコストがかかります。しかし、そのまま放置しておけば悪臭につながったり、家の劣化につながるため、悩んでいるという方が少なからずいらっしゃいました。
「一人暮らしだから、どうにもできない。床板は息子が来てやってくれたけど。乾燥が大事だけど窓を開けていても蒸し暑いから大変。一部屋だけ冷房を入れて過ごしているの(床が剥がされている部屋に冷房を入れ、一枚だけ畳を敷いて過ごされていました)」
「体が悪くてどうにも作業ができない。畳はなんとかあげてもらったけど、見るとまだ水が残っていてどうしようかと思っている。大家さんに言ってもなかなか取り合ってもらえない」
「旦那が市役所の職員で会議、会議で家に帰ってこない。だから、家をどうするかも考えるのが大変だし、男手がないからどうしたらいいか。ボランティアさんにお願いできると嬉しい」
みなさん、ご訪問すると様々な話をたくさんしていただきました。こうしてお話を聞くだけでも少し気持ちが和らいでいただけたような気がします。
ボランティアはまだまだ足りていない状態です。
泥出しをする作業系のボランティアと同時に、被災者の方々とお話をしてコミュニケーションをとっていくボランティアも必要であると改めて感じました。
■活動支援金にご協力をお願い致します。
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0068556/受取人名:ヒサイチNGOキヨウドウセンター