2020年7月豪雨から間もなく1ヶ月近くなろうとしています。熊本で活動している谷さんから報告がありました。津奈木町では、がけ崩れ危険性がある住民用に10戸の仮設建設が予定され、9月末には完成予定だそうです。
球磨村役場と神瀬地区を結ぶ国道219号線は暫定開通で、住民や緊急車両のみが通行できるようになり、重機ボランティアが入り活動を始めたり、住民さんもやっと片付けができるようになりつつあるそうです。球磨村の人たちもまだまだこれから片付けが始まるようです。報告では、道路がようやく開通したところや、未だに孤立状態が続いているところ、ボランティアの協力により、家屋周辺の泥出し、家屋の清掃が進んでいるところ、未だに対応ができていないところなど、様々で大きな差が出てきているようです。ボランティア不足で社会福祉協議会でつくるボランティアセンターでもニーズに追い付いていない状況のようです。
また、地域おこし協力隊の大谷さんは、ここ数日被災した自宅の泥出しをしているようですが、ボランティアはきていないようです。球磨村では、405人(7/26現在)が避難所生活をしています。この他にも親戚の家などに避難している住民の方もいます。また、今後村内の総合運動公園に33戸の仮設(ムービングハウス)と木造仮設約100戸、また村外の2町に木造の仮設住宅が約170戸が建設される予定です。村外の仮設は球磨村から30キロ以上離れいて、車でも1時間近くかかります。今後、家屋の復旧活動が進む中で、この距離をカバーする必要があります。
また、県内ボランティアに限定している中で、熊本の復興・復旧のために「クマモトリバーズ」プロジェクトが立ち上がり、県民ボランティア10,000人を目指しています。これは初心者ボランティアへのアドバイスに力を入れ、県内ボランティアの輪を広げようという動きです。県外のボランティアの力を頼れない今、こうしていろいろ知恵が被災地からも生まれています。詳細は以下のアドレスをご覧ください(http://bridgekumamoto.com/project/kumamotorivers/)当センター発信の「POSKO」支援もよろしくお願いします。(増島 智子)
<緊急のお願いです。>
*お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。当センターで集約し、必要な物資集積場に届けたいと思います。とりあえずは、球磨村の被災者に配布させて頂きます。 ( 送り先は、下記の「被災地NGO恊働センター」です。)
*梅雨が明け、本格的な夏を向かえると、泥が乾燥し、粉塵が舞い上がります。そのために一般のマスクではなく、“防塵マスク”を集めます。併せてお願いします。
【2020年7月豪雨災害の報告会のお知らせ】
CODE海外援助市民センターと当センターで大分県日田市での活動報告会をオンラインで開催致します。奮ってご参加ください。詳細については、以下をご覧ください。
チラシ:http://code-jp.org/images/flooding2020chirashi_2.pdf
■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。