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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第49報

「2020年7月豪雨・被災地の現場から(第3回)」オンライン会議報告NO1

昨日30日当NGOと姉妹NGOであるCODE海外災害援助市民センターの主催で、「2020年7月豪雨・被災地の現場から(第3回)」オンライン会議が開催されました。
 今回のゲストスピーチは、球磨村神瀬に住む大谷知広さん、水俣市内に拠点をおいて芦北町、八代市坂本町、球磨村、人吉と熊本県全体を見ている谷洋一さん(ほたるの家)、そしてやっと8月中旬に球磨川流域が全線開通となった八代市坂本町の広域被災地を発災直後から支援されている「コミサポひろしま」の増田勇希さんの3人から、発災後2か月を迎えようとする被災地および被災者の厳しい状況を各々の立場でご報告頂きました。
 新型コロナウイルス感染症下での自然災害として近年例を見ない大規模広域かつ複合災害となった「2020年7月豪雨災害」の検証を意識しながら、次の復興というステージに向けての取り組みが大切であることを3回に分けて報告します。

 まず3人は各々、発災直後の被災状況を写真や動画を使って説明して下さいました。すでにみなさんもテレビやネットで見てきた映像ではあろうかと思いますが、ほとんどの被災家屋が1階屋根をすっぽり浸かる浸水もしくは2階屋根を越える浸水被害になったというものです。映像を通して痛感させられることは、まさに命からがら逃げ伸びたという未明の午前2時頃から午後9時頃までのピーク時までの時間と被災者に想像を絶する絶望感と恐怖感が襲ってきた時間、空間であったことをあらためて知ることになりました。
 まず球磨村の状況については、神瀬に住んでおられる元地域おこし協力隊の大谷さんは、長く通行禁止状態が続いていた道路も一応開通したにもかかわらず、被災者が今も分散避難を強いられている数カ所の避難所の中で、旧多良木高校避難所の状況を報告して下さいました。災害前まで住まわれていた神瀬から同避難所に行くのに車で1時間半もかかるそうです。同時に避難所はすべて間仕切りをしているものの両隣り、後ろの方とはくっついており、一人畳一枚半ほどのスペースで暮らしていると。食事をはじめいろいろな制限があるため、毎朝ラジオ体操をする以外はほんとんどの被災者は一日中その狭い空間で過ごすという日々が続いているとのこと。コロナによる感染や食中毒を懸念して、炊き出しは一切なく、その他の野菜類や果物類までも食することができないという制約下での避難生活は、とっくに心身共に疲労の限界を越えていることは想像に難くないことでした。

 ただ私は、実に様々な厳しい現状の中でも、災害前まで住んでいた自然豊かな土地から、避難所まで1時間半もかかるというこの距離は、実距離より以上にどんどん、心が無理やりその知から離されていくことが、もっとも辛い、耐えがたい状況だろうと思いました。
 その上、「見たくない!」という気持ちと葛藤した後、やっとの思いで元の住まいの惨状を見た時に、追い打ちをかけるように、その心の距離が引き裂かれるだろうと思うのです。   
これまでの被災地ならば、泥が入り、浸水で大切な仏壇や電化製品家などの家財道具、がひっくり返っている惨状の中でも、ボランティアが泥まみれ、汗まみれになりながら一心不乱に片付けをしている姿を見て、被災者は「心が洗われるような気持ち」になり、勇気や元気を貰うという光景が各地で見られてきたのですが、今回かコロナ禍の影響でほとんどボランティアを目にすることはないのです。これほど厳しい災害はここ近年遭遇することはなかったでしょう。今回の災害は、これほど悲惨な災害であることを私たちはあらためて受け止めなければならないと思います。第48号でお伝えした「二拠点生活」が必要な理由はここにもあるのです。

引き続きご支援をお願いします。―次に続く。
                        (村井雅清)

〈〈緊急のお願いです!!〉〉
お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。お米は大変喜ばれます。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思います。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。現在約1000㎏を越えました。お米は重宝されていますのでお米集めはまだしばらく続けたいと思いますので、引き続きご支援をお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。

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020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第48報

二拠点生活はPOSKOの第1歩!!

 8月27日付熊本日日新聞で、「ダムありきではない抜本的な治水対策を求める意見や、ダム緊急放流を不安視する声が相次いだ。」と報じている。また同紙8月28日付「「安心」のみ込んだ濁流」記事では、「今回の豪雨は1965年の流量を上回った可能性が高い。川辺川ダムがあれば被害は抑えられたかもしれないが、ゼロにはならない。」「地域ごとに最も大きく水害に影響した原因を見極めた上で、優先順位を付けて対策を急ぐ必要がある」と熊本大学大学院先端科学研究部 大本照憲教授は指摘している。
 そもそも河川の多い日本の国土を考えると、山や川とどうつきあうのかという壮大な課題と徹底して向き合う必要があったはず。すでに2006年には国交省が、「川は溢れるものだ」と警告を流し、流域の総合治水を呼びかけていた。

 ところで6月30日、環境相と防災担当相が、気候変動リスクを踏まえた防災・減災戦略をまとめた。その時に、「自然の地形など地域の特性を生かした「適応復興」という新たな概念を示し、国の防災政策に反映していくことを目指すと発表した。(毎日新聞、2020・8・25)両相が言う「適応復興」とは、「被害を最小限にする『災害をいなす』発想を持ち、災害後はすぐに地域の復興に取りかかれる『すぐに興す社会』を目指したいということのようだ。同紙によると、山梨大学地域防災の専門家である秦康範准教授が「近年の豪雨災害では、想定を上回る高さの浸水被害が起きることも少なくない。このため今回の戦略では、被災地の復興の際には地域の特性を把握し、リスクが高い土地には人を住まわせないような移転を促進し新規の開発を抑制する施策や、自然の性質を生かした防災対策などで被害を軽減していくことを提言した」と紹介している。
 要は山や川と向き合い、伝統技術(霞提や輪中、遊水池など)を生かし、自然との折り合いをつけながら、復興の過程においてはあくまでも地域の特性を生かした、レジリエント(しなやかな回復力)な地域コミュニティを軸に再生するということだろう。

 こうした復興の考え方を、「20207月豪雨災害」の被災地に当てはめると、防災・減災の為にはハード対策だけでは対応できないことは誰もが認識し、まずその地域に住む人のことを最優先に考えなければならないということだ。つまり、人と自然との共生社会を創造しなければ災害を「いなす」ことはできない。今、一時的に被災者の多くは避難所もしくは仮設住宅に住んでいる。やがて多くの被災者は災害公営復興住宅に移るか、元の被災地で自宅を再建するかのどちらかである。前述の指摘のように「リスクが高い土地には人を住まわせないような移転を促進し」と言っても、自然の恵みを受け、長年住み慣れ、先祖の墓を守ってきた土地には、離れられない愛着もある。ならば、私は行政に「二拠点生活」を促進せよよと提案したい。二拠点生活というのは、災害で新たな土地に住むことになっても、愛着のある元の土地にも、週に一~二度は戻って住んでもよいとする制度だ。リスクを回避して安全第一にとは理解できるが、安心して暮らせるという住まい方を支えることも必要ではないかと思う。POSKOはその第一歩とも言える。              (村井雅清)

〈〈緊急のお願いです!!〉〉
お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。お米は大変喜ばれます。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思います。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。現在約1000㎏を越えました。お米は重宝されていますのでお米集めはまだしばらく続けたいと思いますので、引き続きご支援をお願いします。
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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第47報

引き続き「POSKO支援」にご協力をお願いします。!!

 かなり早い時期から、八代市坂本町の被災地に入ってボランティアをされてきた「コミサポひろしま」(本部・広島)をPOSKOの一つとして財政的支援をしたいと思います。みなさん、是非応援して下さい。コミサポひろしまが坂本町で活動されている様子が、昨日の増島智子から送られてきた下記のレポートに紹介されています。(村井 雅清)

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 少し涼しい風が朝夕吹き始めている熊本ですが、日中はまだまだ容赦ない日差しが照り付けています。
 コミサポひろしまのみなさんと入っている現場は、まだまだ家財の搬出や泥出しが終わっていません。その後、再生できない個所は床や壁、天井を剥いだり、釘を抜いたり、床下の根太や大引きを清掃・ブラッシング・消毒・養生シートを張ったり、これ以上家が傷まないようにしたりとやることは山積みです。そんな現場で、以前紹介した秀岳館の高校生やボランティアさんだけでは、手が足らず、コミサポメンバーが1人、2人で対応している家屋もあります。本当なら10人以上で仕事をする現場でも人手不足のために1人2人でも入るだけで進み方は全然違います。家財を出した後は、床やサッシなどの拭き掃除など力仕事の苦手な女性でもやることはたくさんあります。住民さんとのお話などの交流も大切な活動の一つです。ぜひ、女性の方も参加してみませんか?

 そして、住民さんの動線づくり、居場所づくりのために、コンパネをひいて小ぎれいにします。やっている私たちも、「もう住めそうだよね。お父さんの喜ぶ顔をみたいね。」など泥だらけだった家屋が少しずつきれいになっていく姿をみるとうれしくなってきます。被災者の方が、3日ぶりに来て家の中をみると「わぁキレイにしてくれてありがとう!もう寝れるよ!」と嬉しそうに話してくれました。いまは、被災を受けたことで書類の申請が忙しいようで、「初めてのことだからわからないことがいっぱいだよ。」と言っておられました。

 そしてお隣に住んでいる方は、家の再生の様子をみて、「こんな養生をするんですね。ちゃんと消毒もしないといけないんだ。参考にします」と言ってくれました。少しずつ再建への道筋が見えてくると被災者の顔が柔らくなります。あきらめかけていた再建もボランティアの手によって、泥がなくなり、柱の一つ一つがきれいになっていくさまを見ていると、再建をあきらめかけていた気持ちが一筋の光に照らされて、「よっし、もう一度再建してみようか!」という気持ちになります。コミサポひろしまは代表の小玉さんを中心に地元の人には「ずっと長期で私たちを支えてくれる人たちです」と信頼は絶大です。少ないメンバーでも丁寧に被災者に寄り添いながら、毎日活動に汗を流しています。ぜひ、みなさん応援よろしくお願いします!! 
(増島智子)
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〈〈緊急のお願いです!!〉〉
お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。お米は大変喜ばれます。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思います。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。現在約1000㎏を越えました。お米は重宝されていますのでお米集めはまだしばらく続けたいと思いますので、引き続きご支援をお願いします。
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(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第46報

引き続き「POSKO支援」にご協力をお願いします。!!

 八代市坂本町に入っている増島智子からのレポートです。26日熊本県知事は定例記者会見で、球磨川の治水対策について「川辺川ダムも選択肢の一つ」と発言し、「ダムを含む多様な方策を検討した上で新たな決断をすると発言されました。にわかに「ダムありき!」という声も出ていますが、下記のレポートにあるように、球磨川と共に生きてきた人たちの声も受け止めて欲しいと思います。(村井 雅清)

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 ここ坂本町は球磨川沿いから谷合へ約90の集落があるそうです。熊本県八代から鹿児島県霧島までの区間を走る肥薩線、水害前はSLが走る風光明媚な景色が広がっています。
 そして、球磨川が流れる坂本町には荒瀬ダムというダムがあったそうです。終戦後の電力供給不足を背景に発電目的として1955年に造られ、県内最古のダムでしたが、2010年から環境対策の一環としてダムの撤去の方向で動き出したのです。周辺住民も以前から放水による振動被害や洪水被害への不信感を持ち、約8年の歳月をかけて2010年にダムの撤去方針を示し、2012年から撤去工事が始まり、2年前2018年の展望台整備が終了したことでダムの撤去工事が終了となったのです。
 その撤去によって、貝類の漁獲量が上昇し、ウナギも獲れるようになり、水生昆虫なども生息数を回復したそうです。

 住民さんもよく球磨川で子どもが小さい時にカヌーで遊んだり、泳いだりしていたことを話してくれます。自分が小さいころにケンカするのは川の中だったなどと懐かしそうに話してくれます。家の中に入ると川から涼やかな風が流れて、きっと夏には子どもたちが故郷帰ってきて、昼寝をしたり、スイカ割りをしたりする風景が思い浮かびます。これまでも急流を活かしてラフティングやカヌーなどが観光の目玉だったそうで、球磨川の流域の人たちにとって暮らしの一部だったことがよくわかります。
 秀岳館高校の生徒さんもボランティア活動後に川で汗を流していました。こういう風景が日常の中の至る所にあったんだなと思いました。先生がふと「この穏やかな川がね・・・・」といった言葉が忘れられません。
 今回の水害では、ダム建設の話も耳にすることもありますが、「ダムを造ってもどうなのかね。自然に謙虚に生きないと」という被災者の言葉が胸に残りました。
 今後は治水対策などいろいろな議論がされると思いますが、暮らし再建に向けて、長期的に見守っていけたらと思います。(増島智子)                         
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〈〈緊急のお願いです!!〉〉
お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。お米は大変喜ばれます。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思います。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。現在約1000㎏を越えました。お米は重宝されていますのでお米集めはまだしばらく続けたいと思いますので、引き続きご支援をお願いします。
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(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第45報

 引き続き「POSKO支援」にご協力をお願いします。!!

 昨日(25日)、球磨村渡地区区長の大原伸司さんが、ラジオ関西の番組で「PUSH!」の中の「つながる神戸から」というコーナーで出演されました。この番組は林真一郎さんと高橋守雄さん(ひょうごボランタリープラザ所長)が担当する番組で、一般の社会ニュースもありますが、防災・減災の話が盛り込まれています。ラジオ関西の圏内で直接、球磨村の区長さんのお話を聞く機会はほとんどないと思われますので、昨日話された内容の要約ですが以下に紹介します。発災からまもなく2か月を迎えようとしていますが、厳しい被災者の様子が垣間見えます。

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*(まず7月4日の発災時の様子)「午前2時過ぎに、物凄い雨音で目が覚めた。村の防災行政無線が避難を呼びかける声が繰り返し、繰り返し聞こえてきた。これは緊急事態ではないか?と思った」。

*(大原さんの住まいは高台に位置していたので被害がなかったが)「隣にある公民館のカギを開け、住民が避難できるように準備した。高台なので浸水よりも山崩れを心配していた」。

*大原さんが住む球磨村渡地区の今は、「落ち着いているというか、静かだ。夜は真っ暗。何故かというと、ほとんどの方が元の家に戻っておらず、避難生活をしているから」。

*「球磨村の仮設住宅は約300戸を予定しているが、現在入居済みなのは48世帯ほど。9月の下旬もしくは10月上旬にはすべて完成する予定」。

*「役場に行って村長に会えば、区長としていろいろ提案したいことがあるが、役場の職員の40%が被災者であるので、思うようにいかない大変さは理解できる」。

*「被災者が今一番何に困っているのか?何を求めているのか?などを聞こうにも、とにかくコロナで避難所にも入れないので、被災者とコミュニケーションができない。被災者のニーズが集められないということが最大の課題!」

最後に(これからの課題は?という質問に対して
1、人口減少が心配。村の存続にかかわる。
2、今後の住まいのこと、暮らし再建のこと。
3、安全な土地とはどういうところなのか?移転も考えなければならないかも?
など不安が尽きない。
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以上概ねこのような現状を話して下さいました。余談かも知れませんが、私が信頼するある大学の看護学科の教授が、「被災者が避難所や在宅で避難生活をされているときに、コミュニケーションがなくなることが健康悪化に大きく影響する」と言われたことを思い出します。引き続きご支援をお願いします。                              (村井 雅清)

〈〈緊急のお願いです!!〉〉
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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第44報

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23日から八代市坂本町に入っている増島智子よりレポートが来ましたので紹介します。

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 23日からコミサポひろしまと合流し、八代市坂本町で活動を開始しました。坂本町は1ヶ月半以上が経っても、家財の搬出や泥出しが続いています。被災者のみなさんはすでに再建をあきらめかけている人もいます。坂本の「道の駅」の若手のMさんもその1人でした。1か月前まで再建をあきらめていたそうですが、コミサポひろしまとの出会いで、もう一度再建しようと気持ちが変わったそうです。また、今後の被災のことを考えて2地域居住も考えているそうです。

 別のお宅でも再建をあきらめていたそうですが、こちらもコミサポひろしまとの関りによって、再建を考えようとしているお宅でした。やはり、被災当時の家の姿を見て、もう無理だと思い、それでも毎日のように自宅の片付けに来ていたそうです。そして、地元秀岳館高校の高校生が泥出しに汗をかき、だんだんときれいになっていく自宅を見て、住民さんの顔も少しずつ笑顔になって行きました。
 こうして途方にくれる被災者の方にとって、ボランティアの寄り添いによって、少しでも光が見えたことによって明日につながることがあります。住民のお母さんも「被災してて途方に暮れる中、初めてボランティアさんにお世話になって、まだまだ捨てもんじゃないね。」と涙を浮かべておられました。お母さんにお米とハンドクリームをお渡ししました。
 住民さんの笑顔が、ボランティアにとっても生きがいです。秀岳館高校の生徒さんが活動を終え、最後に「ありがとうございました!」と言って帰っていく姿を見て、ボランティアをするのではなく、ボランティアさせてもらってありがとうという、仏教でいう布施の気持ちを思い出しました。

 そして坂本町住民自治協議会の会議に参加させてもらいました。被災後の初めて顔合わせということもあり、みなさん、これからどうしていいのかわからないといった声がほとんどでした。家の再建、町の再建など議論は白熱し、当初予定の時間をオーバーしました。坂本町は人口約3800人で高齢化率は50%、限界集落の多い土地柄で、この被災を受けて、また人口が流出しないかとみなさんの悩みの種は尽きません。それでもまずは、顔合わせができて想いを共有できて、少し安心されたように感じました。まだまだ坂本町の復旧活動ははじまったばかりです。ボランティアも足りません。被災者の方が再建をあきらめる前にぜひ、力を貸してください。(増島智子)
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 上記レポートにありますように、被災者はボランティアの振る舞いを見て感謝し、ボランティアは「ボランティアさせてもらってありがとう!」と、おたがいさまの心根は、25年前の阪神・淡路大震災でも培われたことで、あの時の興奮を思い出しますね!
 東日本大震災の被災者Yさんたちが送って下さったお米が、坂本の被災者に届けられ、きっとYさんは、「ボランティアさせて貰ってありがとう!」と言われているでしょう。(村井 雅清)

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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第43報

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2020年7月豪雨災害に遭った熊本では、人吉市と相良、山江の両村で、木造平屋の仮設住宅が完成し、22日、一斉に入居が始まったとのこと。(建設型仮設住宅に入居するのは初めて。)人吉市の木造平屋の仮設「人吉城跡仮設団地」15戸で15世帯39人が入居されます。また相良村でも16世帯32人、山江村は25世帯55人が入居され、農村環境改善センターの避難所は閉鎖されたようです。 一方球磨村渡地区さくらドーム下に第1号仮設として一足早く入居された「ムービングハウス」の仮設団地では、22日(土)に「子ども祭り」がにぎやかに催されたそうです。 丁度当センターの増島がまけないぞうを渡地区の大原区長さんに渡していたので、大原さんが子どもたちにまけないぞうを配ってくれました。 後に判ったのですが、この祭りをお手伝いされたのが球磨村神瀬地域の避難所の一つである「旧多良木高校避難所」で暮らしながら、ボランティアをされている大谷知広さんが手伝っておられたそうです。大谷さんは「カタリバ」(認定NPO法人カタリバhttps://www.katariba.or.jp/)さんとの連携で、子ども支援をされています。ちなみに大谷さんは、当センターが公益社団法人Civic Force様とのパートナップ協力プログラムとして実施しているPOSKO 支援の対象POSKOです。まだまだ避難所や在宅での厳しい避難生活をされている方々も少なくないのですが、一方でこうしてイベントが催されたり、仮設入居が進んだりと、被災地に変化が見られるようになって来ました。いわゆる復興の足音が少しずつ聞こえる一方で、暮らし再建の格差が出てしまうという現実は、やむを得ないと言え複雑な気持ちを感じざるを得ないというのが正直な気持ちです。もうマスコミでの話題でもほとんどこの7月豪雨のことは出ません。このニュースを読まれたみなさまが、出来る範囲でどんどんネットで拡散して頂けると少しでも多くの人の目に、耳に、心に残るのではないかと期待します。引き続きご支援をよろしくお願い致します。(村井 雅清)

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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第42報

引き続き「POSKO支援」にご協力をお願いします。!!

台風8号が今夜宮古島付近に接近するとの気象予報です。予報通りだと日本への上陸の可能性がありますが心配ですね!

 さて、当センタースタッフ増島智子は、昨日球磨村の渡集落の大原区長、同渡の雲泉寺、人吉市内の物資拠点などにお米やハンドクリーム、まけないぞうを配って来ました。
 ちょうど増島とは入れ違いになったようですが、渡集落に設置された仮設住宅で「子ども祭り」が開かれた模様で、大原区長が子どもたちにまけないぞうをプレゼントして下さったとのこと。このまけないぞうは25年前の阪神・淡路大震災から始まり、そして東日本大震災の被災者が手作り加工品として作って下さったもので、こうした形での被災地リレーが形に現れた一つです。

 増島はその後、全線開通したばかりの球磨川沿いに球磨郡球磨村~八代市坂本町に向かいました。まだまだ復旧とは程遠い姿ですが、ある家の壁はカビだらけという惨状です。
 これまでの水害による被災家屋の応急処置をされてきたベテランがおられる坂本のNPO拠点に合流したので、これからは少しずつ改善されることが期待されます。この地域で炊き出しなどの活動をされている地元の「チーム桃」というママさんチームを支援されている広島の団体「コミサポひろしま」(2014発足)は、当NGOが公益社団法人Civic 
Force様とのパートナップ協力プログラムとして、POSKO 
支援をさせて頂いています。コミサポひろしまの坂本町での詳しい活動は同団体のFBをご覧になって下さい。
https://www.facebook.com/comsup.hiroshima/

 ところで、この坂本町川嶽西鎌瀬にある光専寺さんは床上1㍍の浸水被害に遭われたのですが、なんとこの寺は250年の歴史を刻んで来られた寺なのです。元13代目の住職は「250年続く寺を途絶えさせるわけにはいかない」と再興を誓っておられます。(熊本日日新聞、2020・7・22)きっと地域の方々にとっても心のよりどころとして存在しておられたのでしょう。今回POSKO支援としていくつかの寺も支援していますが、これからの復興に向かうコミュニティの中心的役割を担われるのでしょう。ささやかではありますが応援したいと思います。
                      (村井 雅清)

〈〈緊急のお願いです!!〉〉
お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。お米は大変喜ばれます。当センターが責任をもって必要な被災者に届けたいと思います。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、東日本大震災の被災者や被災地から、米処の山形県、兵庫県、栃木県でこれまでに被災を受けた人たちから、また全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。現在約1000㎏を越えました。お米は重宝されていますのでお米集めはまだしばらく続けたいと思いますので、引き続きご支援をお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。

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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第41報

引き続き「POSKO支援」にご協力をお願いします。!!

 8月20日付毎日新聞にこんな記事が出た!!

「復興ボランティア学生に支援金を」(毎日新聞 2020年08月20日 19時45分)
 概要を要約すると、東日本大震災(2011)で生まれ、熊本地震(2016)でも活動してきた「チーム熊本支援チーム」が、クラウドファンディングなどで呼びかけ、全国から約2000万円を集めた。これを使って熊本県内で支援活動に参加する大学生に、一日5000円の日当+飲食券1000円を支給してボランティアに参加してもらおうということのようだ。(平日に計5日以上活動するのが条件。)
 学生は新型コロナの影響でアルバイトが減るなどし、ボランティアに参加する余裕がない学生も多い。そうした学生たちと、ボランティアに行きたくても行けない県外の市民をつなぐ取り組みとして提案したようだ。チーム代表は「新型コロナの影響でアルバイトが減ったり解雇されたりして、ボランティアに行く経済的余裕がない学生が多くいた。」とのことから、本提案をされ実行されている。されに同代表は「有償での復旧活動に否定的な声が届くことも予想しているが、一刻も早く泥をかき出さないと、腐って住めなくなる家が増えると心配されている。

私は、ボランティアは無償が原則という人もおられるが、決してそうではないと思う。有償であろうが、いかなる立場であろうが、ボランタリーに活動することが「新しい公共」の担い手として大切なことで、災害救援というこれこそが「公共」と言われる仕事や活動をこうして広げていくということに諸手をあげて賛同したい。
当センターが提案させて頂いている「POSKO」支援も同じ意義のものだ。特に、県外にいる私たちは、少しでもこうした提案に賛同し、少しでも資金的援助の必要性を拡散しましょう。私が尊敬している龍谷大学名誉教授中村尚司先生は、「ボランティアとは、同時にいくつかの仕事を引き受ける人間である。ボランティアとは、お金をもらわずに働く人でもなければ、自発的に働く人でもない。見知らぬ人々の世界に越境し、多元・多重的な活動をする人間がボランティアであり(後略)とボランティアを解説されている。

 今日から、当センターのスタッフ増島智子が熊本入りしました。みなさまからお預かりいているお米の配布、POSKOによる今後の活動についてのヒアリング、特定の被災地を絞り込み暮らし再建のお手伝いなどを目的としている。みなさま、引きつづきご協力をお願い致します。(村井 雅清)

〈〈緊急のお願いです!!〉〉
お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。お米は大変喜ばれます。当センターが責任をもって必要な被災者に届けたいと思います。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、東日本大震災の被災者や被災地から、米処の山形県、兵庫県、栃木県でこれまでに被災を受けた人たちから、また全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。現在約1000㎏を越えました。お米は重宝されていますのでお米集めはまだしばらく続けたいと思いますので、引き続きご支援をお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。

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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第40報

引き続き「POSKO支援」にご協力をお願いします。!!

「インドネシア語で「POS」は拠点、「KO」は軍隊を意味し、元々は軍の前線基地に由来しています。その後、「KO」の解釈がコミュニケーションやコーポレーションへと広がった。被災者がつながりあった小単位の助け合いで、誰もが設置できる。拠点としての空間でもあり、そこで活動する組織そのものを指す場合もある。」とこのPOSKOを研究されてきた本塚智貴(明石工業高等専門学校 建築学科助教)さんの説明です。
ところで大分の日田で活動している「鶴の恩返し」というグループの方が、以下のような被災地での想いをFBで投稿されていました。いつも被災地では、こうして被災者の心にも寄り添って向き合わなければならないなとあらためて教えられましたので紹介します。

―私が関わらせていただいている被災地域では、土砂と向き合う段階が終わりに近づいてきたので、その機材を一部撤収した。県内限定ボランティアという縛りの中、この地域に持ち込んだ機材を自由に使っていただくことにした。
思えば、ボラセンから多くの方々がスコップなどを持ってきて作業をしてくださるが、当然スコップなどは持ち帰る。被災した方々はスコップなども被災しており、道具さえ有れば、、、ということが多々ある。今回自由に使っていただくことにしたが、一時は全部貸し出すほどの需要があった。当初、これまでのボランティア目線で、あそこもここもせねば、、、大変ダァ、と思ったが、住民さん達の力で見る見るうちに土砂が撤去されていった。この現象の凄さ素敵さに気付ける人は少ない。意味自然な現象。(中略)私の地域が被災してからしばらくしてからのこと。近所のオッチャンが、「大量の流木をボランティアの方々が処理してくれたのは本当にありがたかった。でもチェーンソーがあれば私も一緒にやりたかった。でもチェーンソーは流されたから指を加えて見ているしかなかった。。。」と話してくれた。その言葉がずっと心に突き刺さっている。―と。

これもPOSKOならではの気づきではないかと共感しました。POSKOが被災地にたくさん現われたら、ボランティアにとって「学びの場」が増えるということです。しかし残念ながらコロナ禍のために県外ボランティアが行けないということが、ほんとうにもどかしい限りです。
                          (村井 雅清)

〈〈緊急のお願いです!!〉〉
お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。お米は大変喜ばれます。当センターが責任をもって必要な被災者に届けたいと思います。何卒よろしくお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。